最高の愛 最終話 あらすじ 2011年6月23日放映 英語字幕からの翻訳ですので、 本来のシナリオとは違います。 ブログに戻る --------* ジンの告白 MC「さぁ、ク・エジョン対シン・ミナ!」 ジン「ク・エジョン!」 MC「ありえないでしょう!」 MC「トッコ・ジンさんは、手術をしたことで、好みが大きく変わったようですね。」 MC「さぁ、最後の対決です。チョン・ジフン対ク・エジョン!」 ジン「ク・エジョン!」 首をかしげる店の客たち…。 店主「アガシ、どうしましょう…。トッコ・ジンの理想の女性ですって!」 放心したようにテレビを見つめるエジョン。 ジン「私の理想は、ク・エジョンさんです。ですが、ただ私の理想というだけではありません。今、私が実生活の中で愛している人がク・エジョンさんなんです。」 歓声の上がるジャガイモ店。エジョンの目には涙が…。 MC「はい、それでしたら、もうひとつお聞ききします。ク・エジョンさんとは、愛しあっているんですか?」 ジン「はい、我々はお付き合いをしています。愛し合っているんです。」 店主「お嬢さんが、トッコ・ジンの恋人なの?」 エジョン「はい、あの人が私の恋人です。」 ジェニーの店でも、3人が本心したようにテレビを見つめています。 ジェニー「トッコ・ジンは、本当にカッコいいわ…。」 にっこりほほ笑んでピルジュを見つめるセリ…。 そして、エジョンの家ではエファンとジャチョルが。 ジャチョル「おい、エジョンは今どこにいるんだ?」 エファン「ジャガイモ店…。」 テレビを見つめるエジョン…。 ジンのシム所では、ムン代表とジェソクがテレビを見つめます。 番組では、MCとジンの会話が続きます…。 ジン「この機会に皆さんにお話ししたいことがあります。我々を支えていただきたいんです。」 MC「ク・エジョンさんは、あなたがこれを発表することをご存じなんですか?」 ジン「知りません。おそらくとても驚いているはずです。」 MC「彼女だけじゃなく、一般の方々も大変驚かれたことでしょう。」 MC「特に女性ファンの方たちはみな驚いているんじゃないですか…。」 頭を抱えるジェソク、ムン代表はテレビを消します。 ムン代表「このことを知っていたんでしょ?」 ジェソク「申し訳ありません。」 ムン代表「(ため息…)また大変なことになるわ。」 とそこに、ジェソクの電話のベルが! ムン代表「どうしたの?出ないの?」 ジェソク「何て言います?」 ムン代表「お互いに好意を持っていますが、恋人としてはまだそれほど長くはありません。これからも彼らを見守ってください。」 「はい!」と電話に出るジェソク…。 ムン代表も電話に…。 ムン代表「あぁ、はい。二人はとても愛し合っているんです。」 ジャガイモ店…。 MC「トッコ・ジンさんは、ク・エジョンさんのどこが一番好きなんですか?」 ジン「まず、とても美しいところです。すべてのビジュアル歌手の中で、一番綺麗なんです。」 思わず噴き出すエジョン! ジン「まるで呪文にかけられたように恋に落ち、自分をどうすることもできませんでした。これで終わりだとしても、私はそれでも幸せです。ク・エジョンさん、トッコ・ジンの人生であなたが最高の愛です。ク・エジョンさん、愛してます!」 泣きだすエジョン…。 --------* エジョンの家 リボンをつけ、指輪を手にエジョンを待つジン…。そこにエジョンが! ジン「トッコ・ジンは、エジョンへの贈り物だ!今度もお前にしがみついているが、番組で話してしまったから、もう後戻りはできない。お前が責任を取るんだ!」 そう言って、ジンは指輪を差し出します。 ジン「これが、俺があげられる未来だ。受け取ってくれ!」 恥ずかしそうに手を出すエジョン、ジンは彼女の薬指に指輪をはめてあげます。 エジョン「今度はしっかりと掴んだわ。」 ジン「もうしっかり掴まれた。二度と離れるとか逃げるとか言うな。」 エジョン「逃げる?そんなこと考えないで!絶対に行かせないわ。」 ジンに抱きつくエジョン…。 二人は、ベンチに座って話をします。 エジョン「トッコ・ジンさん、今日ジャガイモの花を見たの。」 ジン「どこで?」 エジョン「ジャガイモスープの店に、ジャガイモ畑の写真があったの。見たい?」 エジョンは、携帯の中の写真を見せます。 ジン「おぉ~~!俺たちのジャガイモも花を咲かせるはずだ。どうしてまだあんななんだ?」 エジョン「何度か萎れたじゃないの。」 ジン「無事咲くよな?」 エジョン「我慢して咲くのを待ちましょ!」 ほほ笑んで、エジョンの指輪を見つめるジン。 エジョン「ぴったりだわ。」 ジン「きれいだ。」 --------* ジンの家 二人のことは大変なニュースに! 「衝撃!トッコ・ジン、ク・エジョン熱愛!」 「トッコ・ジンの恋人がク・エジョン?トッコ・ジンのファン、驚愕!」 PCでそれらの記事を読むジンとエジョン…。 エジョン「記事の見出しは、衝撃とか驚愕とかいう言葉ばかり…。別に私たち不倫関係じゃないのよ。私たちが付き合ってることって、そんなに驚くことなの?」 ジン「この程度は、初めから予想していたことだ。トップスタートッコ・ジンの恋人が、シン・ミナでもハン・イェスルでもなく、ク・エジョンなんだから。衝撃も波紋もなく受け入れられたら、俺のプライドが傷つく。」 エジョン「プライドが傷つかなくてよかったわ。たくさんコメントがあるわね。何て書いてあるの?私のこと?」 ジンは、PCのふたを閉じてしまいます。 ジン「読まないほうがいい。俺の身体にグサグサ突き刺さっても、マッサージを受けているようにいい気分だ。」 渋々頷くエジョン…。 ジン「だが、心配するな、ク・エジョン。俺には、盾になってくれるファンの群れがいる。俺が手術を受けた時にも、彼女たちは訪ねて来てくれた。いつだって俺を支えてくれるんだ。そのファンたちが、俺たちを守ってくれるさ。」 そう言ってジンは、カメラを構えます。 エジョン「何をするの?」 ジン「これを送るんだ。俺たちを好んでくれるファンからの反応があるはずだ。それを見れば、気分もよくなる。ほら、笑って!」 そして、ジンはすぐに携帯でコメントを読み始めます。 「ク・エジョン!良心があるなら、別れるのよ、わかった?」 「何もする必要はないわ。すぐ終わるから…。」 ジン「ファンはやきもちを焼くものなんだ…。この程度なら我慢できるぞ。これだ。彼らはお似合いだ。な?俺のファンは今でも俺を信じて支えてくれているんだ。」 しかし…。 「トッコ・ジンさん。あなたには本当にがっかりです。 「トッコ・ジンは、ク・エジョン九尾狐に誘惑されたのよ。」 エジョン「トッコ・ジンさんまで非難されてるわ。これでもあなたのファンなの?」 ジン「わからないファンもいるんだ。何てことだ?」 「トッコ・ジンは手術で男の機能を失って、それでク・エジョンと偽りの結婚をするんじゃないのか?」 ジン「こんなことを言うやつは、告訴されるべきだ。」 エジョン「トッコ・ジンさんも読むのを止めなさいよ。これ以上見ないほうがいいわ。」 ジン「ク・エジョン、コメントしてくれ。そうじゃないと言うんだ。早く。おい、違うじゃないか。」 エジョン「イメージを壊したいの?トッコ・ジンさんも元気を出さなくちゃ。まだ始まったばかりなのに…。」 --------* ジンの事務所 ムン代表「トッコ、番組では本当にカッコよかったわ。女としてはちょっとだけど、それでもエジョンさんがうらやましいわ。」 Vサインをするジン…。 ムン代表「でも、会社の代表として見ると、トッコの今の状況は最悪よ。」 ジン「心の準備はしてある。さぁ、準備はできているから、どんなに最悪なのか話してくれ。」 ムン代表「18のCFのうち、17がなくなったわ。」 ジン「最後の忠実なひとつは何だ?」 ムン代表「ローン会社よ。こんな状況でなかったら、絶対にやらなかったでしょうね。」 ジン「イメージが回復したら、CFも戻ってくるさ。次の映画の成功ですべて回復するんだ。」 ムン代表「次の映画はないわ。」 ジン「えっ?カンヌに行かないとしても、まだ別のシナリオがあるだろう。」 ムン代表「それもないわ。前は、毎日監督から電話があったけど、今は誰も私の電話に出ないの。トッコ、今最悪の状況だと言ったじゃないの。」 言葉を失うジン…。 --------* エジョンの家 ジェニー「本当に綺麗だわ!エジョン、お祝いしていいのよね?」 エジョン「オンニ!愛する人からこんなふうにされるのは初めてなのよ。他人がどう言おうと、私の家族はもちろん祝ってくれなくちゃ…。」 ジャチョル「おめでとう!アイゴー、疲れただろ?大丈夫か?」 エジョン「父さん、幸せかって聞いてよ。私、こんなもの初めて貰ったんだから。」 エファン「エジョン、幸せか?」 エジョン「うん、幸せよ!」 ヒョンギュ「(ジンの真似をして)幸福~!」 ジェニー「エジョン、こうなったら早く結婚しなさい。今は、みんなあれこれ言ってるけど、結婚したら何が言える?」 --------* ピルジュの病院 セリ「エジョンオンニ、プロポーズされたのよ!すぐに式を挙げるらしいわ。」 ピルジュ「それを言うためにここに来たんですか?」 セリ「それだけじゃないわ。昨日落ち着いて番組を見ていたから、もう気持ちの整理ができたのねって言おうと思っていたのよ。」 ピルジュ「ほとんど整理がつきましたし、もうすぐ出発するんです。」 セリ「本当に行くんでしょ?私も中国で仕事があるの。」 ピルジュ「中国へ行くんですか?」 セリ「ええ、中国で映画の撮影をするの。」 ため息をつくピルジュ…。 セリ「近くにいるんだから、ときどき会いましょう!」 ピルジュ「北京に行くんでしょう?僕が行くところは、北京から列車で2日かかるところなんです。中国はとても広いところなんです!」 黙りこんでしまうセリ…。 --------* テレビ局 エファン「番組であんな騒動を起こしてしまって申し訳ありませんでした。」 PD「ク・エジョンさんが、賭博とか何か悪いことをしたのか?彼女が好きな人から告白されたからって、騒動を起こしたことにはならないさ。」 エファン「そう言ってくださってありがとうございます。番組を降りるよう言われることが心配だったんです。ク・エジョンが降りないと番組を見ないと言う視聴者を見たものですから。」 PD「妙だな。ク・エジョンさんのコーナーは、視聴率が倍になったんだぞ。責めるために見てるのか…。」 --------* ジンの家 エジョン「トッコ・ジンさんは、映画もCFも全部降ろされたのに、私は番組を続けてて、ごめんなさい。」 ジン「お金は稼がなくちゃならないんだ。番組を降ろされないようしっかりしがみついていろ。」 エジョン「そうね。このブログラムはとても気に入ってるの。一緒にやっている人たちも好きだし、あちこち出かけて行って、新しい人に会うのも好きなの。会った人に綺麗だって言ってくれて、マッチャングムって呼んでくれるの。」 ジン「マッチャングム?テジャングムの友達か?」 エジョン「偽のテジャングムとも言えるけど、実際、美味しいものを食べる場所を見つけることでは、テジャングムの一歩先を行くマッチャングムなのよ。」 ジン「あぁ、マッチャングムか。驚異のマッチャングムさん、サインをしてくれ。」 エジョン「しようか?」 ジンは、封筒から紙を取り出します。それは婚姻届! ジン「ほら…。」 エジョン「これにサインしてくれって言うの?」 ジン「お願いしますよ、マッチャングムさん!」 エジョン「考えないでこんなことしていいの?」 ジン「俺は初めてマッチャングムさんに会った時、何も考えずにこれにサインして、ここまできたんだ。だから、マッチャングムさんも何も心配せず、流れに任せればいいんだ。」 エジョン「どうして急いでいるの?」 ジン「投稿を見たところ、一番多いのが、彼らはどうせ別れるというものだった。俺たちは別れないということを見せてやりたいんだ。ワイフにすることで…。」 エジョン「トッコ・ジンさんはもうサインしたのね。私が先に頼んだとき、あなたはうろうろしていないであっちへ行けと言ったわ。」 ジン「どこへも行かずに好きなだけうろうろしてろ。トッコ・ジンのワイフになれて、おめでとう!」 嬉しそうなエジョン…。 ジン「式の準備をいろいろしなくちゃいけないから、これから始めよう。な?」 ジンはエジョンにペンを持たせ、エジョンはそれで用紙にサインをします。 ジン「名誉に思えよ!」 --------* 二人の結婚への反応 アナウンサー「トッコ・ジンさんとク・エジョンさんが結婚届けにサインをしたことが報告されました。ファンたちの反応を聞いてみたいと思います。」 女「そこまで行くと思わなかったから、本当にショックでした。」 女「彼らが結婚したなんて、まだ信じられません。」 女「トッコ・ジンオッパは、彼女にはもったいないわ。」 女「彼の手術に1,000万ウォン寄付したファンです。」 男「トッコ・ジンさんとク・エジョンさんはお似合いだと思います。」 女「何を言ってるの?カン・セリのほうが似合ってたわ。」 男「どうしてク・エジョンなんだ?」 --------* ジンの事務所 ムン代表「番組で交際していることを明かし、そして今度は突然の結婚のニュース…。トッコが何か明らかにするたびに、国中がパニックよ。こんなことをする理由は何なの?」 ジン「こうしてみんなの関心を集めていかなくちゃいけないんだ。」 ムン代表「望み通りになったようね。最近じゃ、あなたは呪われているようだから。あなたが呪われていることは耐えられるけど、あなたが無視されるのは本当に悲しいわ。どうして子供まで、私のトッコを笑うの?」 ジン「子供は通報されトラブルになることはないから、ただそうしているだけだ。」 ムン代表「トッコがこうしている間に、キム・ジュンソンが最優秀男優賞を取るわ。」 ジン「キム・ジュンソンが?」 ムン代表「キム・ギウク監督と一緒に、私たちがカンヌに行くべきだったのよ。」 ジン「シナリオを見る限り、誰があの役をやっても、カンヌのレッドカーペットを歩くことになっただろう。」 ムン代表「トッコがやらないんだから、キム・ジュンソンがやることになるわ。」 テーブルの上のビタミンウォーターを手に取るジン。 彼はそこにあったはずの自分の顔が、キム・ジュンソンに変わっていることに気づきます。 ジン「キム・ジョンソン…。いつ俺の写真と入れ替わったんだ?」 ムン代表「広告の対応は早いのよ!」 --------* テレビ局 ジェニー「またこのIDだわ…。」 と、ジェニーは「死んで欲しい!」という投稿を読みます。 ジェソク「そういう人はいますよ。一体どういう人間なんでしょうね…。」 ジェニー「こういう人たちを通報しなくていいの?」 ジェソク「そんなことをしたら、こっちが大変なことになりますよ。」 廊下を歩くチャン室長、キムPD、作家…。 チャン室長「新しい番組を始めると噂ですよ。キャンディーズは、ハ・ルミだけじゃないんですから、他の女の子たちも使ってくださいよ。」 PD「オーケー!ハ・ルミが出るなら、他のメンバーも受け入れよう。」 ・・・ と、一人歩きだしたチャン室長は、ジェニーとジェソクが話しているのに気がついて…。 ジェニー「トッコ・ジンが動画を持っているって言うのよ。」 ジェソク「そういう噂は、有名人はつねにあるんですよ。それに、トッコヒョンニムは動画を持ってるんです。」 ジェニー「本当?見たの?」 ジェソク「ヌナが今考えているようなものじゃありませんよ。」 チャン室長「トッコ・ジン…、動画?」 ジェソク「そういう好奇心が、そういう噂を引き起こすんです。ポルノとか見てるんでしょ!」 --------* 映画館 ジンとエジョンは一緒に映画を見に来ます。 彼らに気づいて騒ぎだす人々…。 エジョン「こんなに人が多い所にくるほうがおかしいのよ。顔を隠さなくちゃ…。」 ジン「こういうところに来られるように、関係を明かしたんだ。こんなこともできないんじゃ、悲しいだろ。俺は何でも好きにできるトッコ・ジンだぞ。」 ジンは、エジョンを抱き寄せポーズを取ります。 エジョン「それじゃ何の映画を見ましょうか?」 そう言って、「豊山犬」のチラシを手にするエジョン…。 エジョン「犬の映画みたいね。犬の映画が好きだから、これにする?」 ジン「主役は何も話さないだろうからよさそうだ、これにするか…。」 ジンは、またエジョンを抱きしめみんなにポーズを! ベンチに座るジンとエジョン…。 女性が二人、彼らのことを話し始めます。 女「こんなところを歩き回って、罵られたいのかしら?」 女「私なら、家でじっとしてるわ。」 女「写真を取られたり、注目されたいから出てきてるのよ。」 「ちょっと…!」と彼女たちに声をかけるジン…。 エジョン「聞かないのよ。」 ジン「俺たちに聞こえるように話しているんだから、聞かなくちゃいけないだろ。」 エジョン「腹を立てるようなことは聞かなければいいのよ。私が、ドキドキの歌を歌ってあげようか?まだあなたのためにこの歌を歌ってなかったでしょう?」 ジン「歌ってくれるのか?オーケー、歌ってくれ。」 エジョンは、ジンの耳元で歌い始めます。 幸せそうな二人の思い出のシーン!!! --------* ジンの事務所 ジェソク「代表!ヒョンニムが手術の前にCDを渡したでしょ?」 ムン代表「ええ、どうして?」 ジェソク「そこにトッコ・ジンの動画が入ってるって、みんなが見たがってるんです。」 ムン代表「トッコ・ジンの動画?それはワクワクするわね。」 ジェソク「二人一緒に録画したっていう噂なんです。そのCD貸してもらえますか?ポルノかと思ったら、ポロロが出てきて衝撃的だったりして…。」 ムン代表「その動画のことは、まだ誰にも話してないわね?だめよ、わかった?」 ジェソク「はい…。」 ムン代表「もう行きなさい!」 ムン代表「トッコ・ジンの動画?うまくいくかしら?」 --------* エジョンの家 エジョンは、ジェニーから話を聞きます。 エジョン「トッコ・ジンの動画?そ本当にあるの?」 ジェニー「あなたも一緒に写ってるって話だけど…。そうなの?」 エジョン「私は何をやったの?」 ジェニー「トッコ・ジンの動画の内容ベスト3を選んだら、最初のは、あなたがセーラームーンのコスプレをしているものだったわ。」 エジョン「私がどうしてセーラームーンに!?!」 ジェニー「2番目は、あなたが何かを持ってるの…。」 エジョン「私が何を持ってるの?」 ジェニー「ロープよ。ロープで彼をきつく縛りあげるの。」 エジョン「トッコ・ジンは変態なの?」 ジェニー「3番目は、本当に刺激的よ!本当に…。」 エジョン「オンニ!言わないで。そんなものないわ。」 ジェニー「とにかく、キム・ジュンソンが国際映画祭で最優秀賞を取るというニュースがあるのに、トッコ・ジンの周りにはこんな動画の噂が出ていて、彼はきっと悲しんでるわ。」 エジョン「だんだん好意的になると思っていたのに、どうしてこんなに悪くなるの?」 ジェニー「みんなは、あなた達が満身創痍になるまで止めるつもりはなさそうよ。」 --------* ジンの家 エジョン「来たわよ!テレビを見てるの?何を見てるの?」 ジンは、テレビを消します。 エジョン「どうして消すの?」 ジン「見たくないんだ。」 ジンは深刻な表情のままキッチンへ! エジョン「テレビのニュースは、キム・ジュンソンの受賞のことね、きっと。」 キッチンで携帯を見るジン…。 エジョン「腹を立ててるんだわ。」 エジョンは、ジンを散歩に誘います。 エジョン「買い物して、キンパブを持って明日ピクニックに行かない?」 黙って首を縦にふるジン…。 エジョン「(独り言)だめよ、ク・エジョン、彼をしっかり捉まえなきゃ…。」 エジョンは、後ろからジンを抱き締めます! エジョン「充電!キム・ジュンソンのことで腹を立ててるじゃないの。」 ジン「どうして俺が彼のことで腹を立てなきゃならないんだ?」 エジョン「あの人は大きな賞を貰うのに、トッコ・ジンさんは私のせいで非難されてるから…。」 ジン「俺は、何があろうとカンヌに行ってみせる。ク・エジョンも連れて行って、俺がどれほど人気があるか見せてやる。」 ジンは、自分の膝の上にエジョンを座らせます。 エジョン「こうしているとホッとするわ。」 ジン「俺は怒ってるんだ。MBSは本当にうっとうしい。今も、あの何とかいう漢医者とお前の番組の再放送をやっていた。わざとやっているんだ。今、番組表を見てみたら、全部の局であの番組を1日中繰り返している。」 エジョン「あなたが見ていたのは、カップルメイキングだったの?」 ジン「そうだ。どうして繰り返しあれを放送するんだ?すぐ止めるよう抗議しろ。そして自分の立場を明確にするために告訴するんだ!」 エジョン「そのせいで怒ってたの?」 ジン「何だ?俺を馬鹿にしてるのか?何がそんなに嬉しいんだ?」 エジョン「私のことが好きだから焼きもちをやいてくれることが嬉しいのよ。」 ジン「俺が番組で見たのは、お前がヘルメットを被って、あの何とかいう漢医者を誘惑するためにセクシーダンスを踊っていたところだ。俺の前でやってみろ!」 エジョン「嫌よ。」 ジン「どうして嫌なんだ?前にも俺のヘルメットを借りようとしたじゃないか。貸してやるから、ほら!」 エジョン「ヘルメットはかぶりたくないわ。」 ジン「それじゃ、帽子にするか?お前がサインした帽子…。」 エジョン「私がいつ帽子にサインしたの?」 ジンは、賞品でもらった黄色い帽子をエジョンに見せます。 ジン「今、俺の正体を話してやろう。俺が、カップルメイキングの”ク・エジョンを永遠に”のDK1974だ!ハハハ…。人気投票にも参加し続け、それでこれを賞品としてもらったんだ。」 エジョン「人気投票があったときは、まだカップルメイキングが始まったばかりだったわ。トッコ・ジンさん、そのときから私を好きだったの?」 頷くジン…。 エジョンは、嬉しそうにジンに抱きつきます。 ジン「ク・エジョン。これを被って遠足に行くか?素晴らしいところに。」 エジョン「そうしましょう。景色の美しいところに…。」 ジン「ク・エジョン、雰囲気がいいところで聞くが、あの漢医者のことは何とも思ってなかったよな?だろ?大丈夫だ。俺は怒ったりしないから。」 エジョン「ちょっとだけ…。」 ジン「ちょっとだけ!?!ハハハ…、怒ってないぞ。」 エジョン「怒ったの?」 ジン「いや。怒ってるように見えるか?」 --------* エジョンの収録 ロケバスの中でジンと電話をするエジョン…。 エジョン「今、撮影に向かうところよ。」 ジン「俺たちのマッチャングムさん!今日はどこへ行くんだ?」 エジョン「ウォンジュよ。トッコ・ジンさん、冷麺は好き?」 ジン「まず持って帰って、食べさせてくれ。俺が、マッチャングムの味覚を判断してやる。」 エジョン「夕食の前には、撮影は終わるわ。じゃぁね!」 携帯の中のジャガイモ畑の写真を見つめるエジョン。 PD「おや、ジャガイモの花じゃないか?」 エジョン「はい。私の家のジャガイモの花が咲いたんです。」 PD「ジャガイモの花の季節じゃないよ。」 エジョン「いいえ。うちのジャガイモは、綺麗に咲いてますよ。」 その瞬間、トラックをよけようとしたロケバスは道路の反対側に突っ込んで…。 --------* ジンの家 新聞を読むジン、ヒョンギュはパソコンを! ヒョンギュ「アジュシ!ホグって何?人が、アジュシたちをホグって言ってるんだ。」 ジン「ディンドン、それは虎の口のことだ。虎の口に噛まれたら、死ぬだろ!そう答えておけ。」 ヒョンギュ「はい。」 そこにエジョンが事故に遭ったとの電話が…。 --------* エジョンの病室 心配そうにエジョンを見つめるジン…。 ジン「ク・エジョン…。」 目を覚ましたエジョンをジンは、しっかりと抱きしめます。 ジン「よかった。ク・エジョン、ありがとう。ありがとう。」 エジョン「心配したでしょう?」 ジン「心配したどころじゃない。俺の心臓は、張り裂けそうに激しくなっていたんだ。」 エジョン「大丈夫?」 と、エジョンは耳を彼の心臓に! エジョン「クンダクンダってとても速いわ。マインドコントロールよ。」 「マインドコントロール」と言いながら、深呼吸するジン…。 ジン「大丈夫だ。」 にっこりほほ笑むエジョン、痛々しそうに彼女を見つめるジン…。 眠りについたエジョンの横で携帯を見るジェニー…。 ジェニー「あぁ、またこんなコメントだわ…。」 そこにジンが。 ジン「家からあれこれ持ってきたが、他に必要なものがないかどうか見てくれ。」 ジェニー「(携帯を見ながら…)わかったわ。ちょっと待って!」 ジン「何だ?」 ジェニー「エジョンをいじめる悪魔のような人たちがいるのよ。事故に遭った人にこんなこと言っちゃだめでしょ。彼らを通報して投稿を消してもらうの。」 ジン「そんなにひどいのか?」 と携帯を取り上げたジンは、その投稿を読み始めます。 「何て無駄なことを…。そのまま死ねばよかったのに。」 「トッコ・ジンが後悔して、死んで欲しがっていたとは思わないの?」 あまりにもひどいコメントに言葉を失うジン…。 --------* ジンの事務所 ジン「もう我慢できない。全員探し出して、告訴してやる。」 ムン代表「探し出したとしても、注意されて帰されるだけよ。告訴なんかしたら、別のシーンが作り上げられるわ。とにかく収まるまで静かにしていましょう。」 ジン「そのままにはしない。全員告訴するんだ。」 ジェソクは、告訴状を持って警察に行きます。 記者たちに囲まれながら、事情聴取を受ける人々…。 記者「どういうことから、あんなコメントを投稿したんですか?」 記者「あなたのようないいお仕事をなさっている方が、どうしてあんなことを?」 --------* ジェニーの店 ジェソク「彼らが見つかって、僕たちのほうが驚きましたよ。死ねと投稿し続けていたのは、中学生だったんです。妊娠のことを投稿したのは、主婦でした。」 ジェニー「大学教授や、いい会社の従業員もいたそうよ。」 エファン「でも、どうしてなんだ?あの二人がそんなことをされるようなことをしたか…?」 --------* ジンの事務所 ムン代表「みんな、会って個人的に謝罪したがってるわ。二度としないと言ってるけど、それでも告訴するの?トッコが本当に怒ってるのはわかるし、ああんたが今後こんなことが起きないようにこうしたこともわかってるわ。でも、それが不可能なこともわかるでしょう?」 ジン「どうしてやったんだ?」 ムン代表「ただ、何も考えずにしたのよ。悪かったと言ってたわ。」 --------* エジョンの病室 エジョン「告訴しないで!」 ジン「絶対にやってやる。最後の一人まで告訴するんだ。これからも、告訴し続けてやる。」 エジョン「それじゃ、あなたのいいイメージはどうなるの?」 ジン「だから、正義のトッコ・ジンになるんだ。お前を助けようとしているのに、俺のイメージが大事なのか?」 そこにジェソクが! ジェソク「ヒョンニム!あの、まだ大きな問題が…。」 ジン「今度は何だ?何が起きたんだ?」 --------* ジェニーの店 パソコンを見つめるエファンとジェニー…。 ジェニー「トッコ・ジンの動画が、今検索1位よ!」 エファン「そんなはずない。誰かがでっちあげて投稿したんだ。」 ジェニー「それでも、彼に影響があるわ。女性の有名人は、このせいでイメージが壊れたのよ。」 エファン「本当にそれを見なくちゃいけないのか?」 ジェニー「もうあちこちに出回ってるのよ。見てみる?」 トッコ・ジンの動画を探す町中の人々…。 --------* エジョンの病室 エジョンも病室で、ジンの動画を…。 恐々と再生ボタンを押すエジョン…。 動画の中のジンは、話し始めます。 「この動画が公になるということは、私の心臓手術が失敗し、私がこの世の人間ではなくなっていることを意味します。私を愛してくださった皆様、どうか私が愛した人のことをお願いいたします。皆私はよくやったと皆様からの多くの愛を受けるトッコ・ジンです。私が愛した女性は誤解され、非好感と呼ばれていますが、彼女のことをよく知れば、本当に素敵な女性ク・エジョンなんです。彼女は何をしても、誤解され叱られてきましたので、私はこの証拠を残したいと思います。トッコ・ジンは、ク・エジョンを心から愛していました。どうか、彼女を誤解したり中傷したりしないでください。お願いいたします。」 淡々とエジョンへの想いを語るジンの映像に、涙を浮かべるエジョン…。 そこにジンが。 ジン「これは、万が一のために残したものだが、何も起きなかったのに、何のためにこれを見ているんだ?」 エジョン「そうね。生きていても告白し、死んでも告白するなんて、トッコ・ジンさんは、どれだけ私を愛しているの?」 ジン「名誉に思え!」 と笑いながらエジョンを抱きしめるジン。 --------* ジンの事務所 ジェソク「代表、代表!トッコヒョンニムの動画が、1億ヒットを超えたんですよ。」 ムン代表「トッコ・ジンの真意をみんなが見たということね?そのニュースを聞いた人はもっと多いはずよ。」 ジェソク「ですが、トッコヒョンニムの動画が、こんなに突然公開されたのは、変でしょう?」 ムン代表「(ニンマリ笑いながら)そうかしら?」 ジェソク「火に油を注ぐこの匂いは、かなり強いものですね。」 ムン代表「見て学ぶのよ、キム・ジェソク!ムン・ジヨンは、芸能業界の最高のイメージメーカーよ!」 --------* 結婚式の準備 ブライドメイドの衣装を合わせるジェニーたち…。 エジョン「みんな、ありがとう。国宝少女の解散の日から今までで、こんないいことがあったのは初めてでしょ?過去のことは全部見ずに流して、ここで一つのグループを再結成する、この記事読んだ?」 セリ「本当に大きな気持でブライドメイドするのよ。こうやっていろいろ助けて、エジョンオンニが悪口言われるのを防いでいるのよ。」 エジョン「そうよ。」 ジェニー「よくやったわ、カン・セリ!でもミナ、どうして考えを変えて、韓国に戻ってブライドメイドをやることにしたの?」 ミナ「これくらいやらなきゃ…。ところで、記者がたくさんいるでしょ?」 セリ「そうなのよ。トッコ・ジンがそうしたくて、全部呼んだのよ。でもホントに、どうして私たちの衣装はこんなに派手で古臭いの?国宝少女のころを思い出すわ。」 エジョン「ごめんね!」 ジェニー「ねぇ、またこうやって集まろうか?グループを作るのも楽しいわね。」 セリ「私はトップスターよ。あなた、頑張って!」 ジェニー「でも、国宝少女の一人がこうしてトップスターになったことは、私も誇らしいわ。」 セリ「そうよ。国宝少女の中心は、カン・セリだったわ。これを認めてくれれば、グループに参加することをちょっと考えてみるわ。」 ミナは、紙袋を取りだします。 ミナ「クローバーよ。覚えてる?」 笑顔で頷く三人! ミナ「いいことがみんなに起こるように、みんなで分けましょう!」 1つのあんパンを分けて食べる四人! --------* エジョンとピルジュ… 買い物を済ませたエジョンに、お店の女主人が声をかけます。 店主「ク・エジョンさん!結婚するの?アイゴー、おめでとう!」 エジョン「ありがとうございます。」 嬉しそうに道を歩くエジョン、そこにピルジュが! 二人は、高台の公園に…。 エジョン「久しぶりですね。」 ピルジュ「足首は大丈夫ですか?」 エジョン「はい。今度は、何の痛みも残さず治りました。ユン・ピルジュさんの言うことを聞いて、ちゃんと手当てをしたからだと思います。」 ピルジュ「もう痛みがないのなら、安心しました。」 エジョン「もう痛みはありません。」 ピルジュ「最後に笑顔のニナに会えて、安心しました。」 意味がわからないエジョン…。 ピルジュ「あと数日で出発します。」 エジョン「もう行くんですか?」 ピルジュ「今度は、言い訳や逃げるのではなく、本当にしたかったことをしに行くんです。」 エジョン「勉強がユン・ピルジュさんにとって一番楽なことでよかったわ。」 ピルジュ「最後にひとつお願いを聞いていただけますか?僕の鎮静のツボを押してください。」 エジョンはピルジュの手首に手を当てます。 エジョン「ここ?」 ピルジュ「これで、本当にけりがついて楽になりました。ありがとう。ク・エジョンさんのおかげで、不思議の国へ旅をしてきたような気がします。それをここ(心)にしまっておきます。今はまだそれを叩いたら痛むかもしれませんが、いつの日か、痛みも全部消えるでしょう。」 エジョン「ユン・ピルジュさんの心、本当にありがとう。」 ピルジュ「そう言って貰えてうれしいです。」 --------* 二人の結婚式 二人の結婚式場に集まった大勢の報道陣…。 ニュースでは、エジョンのウェディングドレスのことも報道されます。 控室の二人…。 ジン「どうしてこんなに大変なんだ?式の前に疲れきってしまうぞ。」 エジョン「ここまで来たのに、ここで疲れ果てるの?」 ジン「それもこんないい充電器でいてくれたお前のおかげだ。それでここまで来られたんだ。」 エジョン「元気を出す歌を歌おうか?」 ジン「俺も、ク・エジョンを元気づけるものを見せようか?」 ジンは、i-padを取り出し、エジョンに見せます。 ジン「世界中のファンが、俺たちを祝って送ってくれたものだ。」 エジョン「ファンたちが?」 ジン「そうだ。これからは何があろうと、お前が非好感になることはない。みんな祝ってくれてるんだ。ク・エジョン、克服!」 --------* 2年後…! ジンはCFの撮影中! 撮影が終わったジンに、ジェソクは飲み物を差し出します。 ジェソク「ヒョンニム、今日は本当に暑かったですね。」 ジン「どうしてそんなくだらないコメントを…。ありがとう!」 ジェソク「(小声で)あの、ジミンさんが夕食をごちそうしたいと…。」 ジン「俺は家に帰るから、お前が行って来い!」 ジェソク「一緒に行かないんですか?急ぎの用事でも?」 ジン「あぁ、急ぎの用事があるんだ。」 --------* 買い物をするジン スーパーで赤ちゃん用品を買うジン…。 彼に気づいた大勢のファンが、ジンを取り囲みます。 --------* ジンとエジョンの家 エジョンは、仕事に出る準備を…。 下に降りてジンに声をかけるエジョン。 エジョン「撮影に行くわ。夜は遅くなると思うけど…。」 赤ちゃんと一緒にソファーで寝ているジン…。 エジョンは、そっと二人に布団をかけます。 ほほ笑んで、ジンにキスをするエジョン…。 --------* ジンの事務所 ムン代表「今のトッコのイメージは、温かく親しみやすい家族的な雰囲気よ。だから、そのイメージをアップさせるスタイルを探してちょうだい。」 返事する以前より増えたスタッフたち…。 ジェソク「代表!ケーブルテレビが、子供番組のMCを探しています。エジョンヌナにいいと思うんですが。」 ムン代表「グッド!それをやりましょう。キム・ジェソク室長、よくやったわ。」 ジェソク「し、室長!?!」 ムン代表「そうよ。キム室長!」 驚くスタッフたち…。 ジェソク「僕がですか?あっ、ありがとうございます、代表!」 喜ぶジェソクに、拍手するスタッフたち! --------* ジェニーの店 ジェソクの昇進祝いをするジェニー、エファン、そしてジェソク。 ジェソク「ソク!本当におめでとう!それで、ジェソク、新人スターの発掘し、日本に宣伝に行くんでしょう?」 ジェソク「そういうことになると思います。」 エファン「それには時間がかかるはずだ。俺は最初からそれを要求してきたんだ。だが、いまだにエジョンのスケジュール管理だ。」 ジェソク「ヒョンニムと僕は、会社に入った時から完全に違うんです。僕は面接を受けて正式に雇われたんです。でもヒョンニムは、落下傘でしょう。」 エファン「落下傘でもなんでも、俺は大物だろう。事務所はトッコ・ジンで回っているのを知ってるだろう?トッコ・ジンは、俺の義弟だぞ。」 ジェソク「そういうことなら、僕も大物です。ムン代表を除いて、トッコヒョンニムが一番信頼しているのは僕なんですから。」 エファン「はっ、おい、ソク。ひょっとしてお前、ボン芸能(?)の二番手だと思ってるのか?」 ジェソク「これからは、僕のことはキム室長と呼んでください。ク室長!」 にらみ合う二人…。 ジェニー「二人とも何やってるの?どうしてそんなことで言い争うの?前みたいに、私のことで喧嘩して!」 ジェニーを怒鳴りつけるエファンとジェソク…。 --------* ピルジュの病院 治療するピルジュに、患者が話しかけます。 患者「先生、恋人はいるの?」 ピルジュ「いませんよ。」 患者「あらっ!おいくつなの?うちの娘にピッタリだわ。」 ピルジュは、自分の履歴書を彼女に渡します。 患者「これは何なの?」 ピルジュ「たくさんリクエストをいただくので、ここに用意してあるんです。裏のフォームに記入して、下に書いてある住所に送ってくだされば、うちの母が1週間以内にご連絡を差し上げます。」 患者「あの、ちょっと…。」 ピルジュ「治療が済むまで、何も話してはいけません。」 --------* セリのサイン会 サインをしたり、笑顔でファンと一緒にカメラに収まるセリ。 一休みして、携帯を見つめるセリ。 その待ち受けは、まだポールとキノコ…^^。 --------* ピルジュの病院 受付でインジョンと話すピルジュ母。 P母「最近、コンジンタンが売れないんでしょう?それじゃいけないわ。」 そこにジャチョルが! P母「あら、トッコ・ジンさんの義理のお父様じゃありませんか。」 ジャチョル「ちょっと確認に来たんです。私の婿がここの韓医院の薬を飲んで孫を授かった。 こう言いふらしてるんだとか…!」 P母「それは、サービスで差し上げたと思いますが?いいとおっしゃってたでしょう。」 ジャチョル「風邪に効いたと言ったんです。他にいいとは言ってません。もうそんなこと言わないでください。私の娘と義理の息子のイメージ、そのイメージを壊すようなことをしたら、通報しますよ!」 と言うだけ言うと、ジャチョルは帰っていきます。 P母「義理の息子がトップスターだから何なの?それがそんなにすごいことなの?もうあの人には、絶対にサービスしちゃだめよ!カン・セリがよく来るでしょ。彼女にたくさんあげなさい!」 --------* セリとピルジュの山登り 山道を歩くセリ。 付き人「オンニ!登ったり降りたり…。もう足が死にそうです。ユン・ピルジュさんは、本当にここに来るんですか?」 そう言いながら、筋肉の鎮痛剤を取りだす付き人。 セリ「病院で確認したのよ。こんなところに立っていたら、人に気づかれるわ。あそこまで行ってみましょう!」 そのとき、付き人がピルジュを発見します。 付き人「あっ、来ましたよ! セリ「えっ?どこ?どうしよう…。」 付き人「あっちへ行きますよ!」 別の道を歩いて行くピルジュに、慌てて斜面を下りるセリ…。 彼女の悲鳴に、ピルジュは振り返ります。 ピルジュ「大丈夫ですか?あっちの道を行くと思ったんですよ。ここまで走って来たんですか?山道を走ったら、そんな風に倒れますよ。」 セリ「私を見てたの?それで、私を避けるためにこっちに来たの?」 ピルジュ「つかまって!」 とピルジュは、手を差し出します。 ピルジュ「こっちの道のほうが少し険しいので、登るのは少々チャレンジになりますが、それでも行きたいですか?」 セリ「(嬉しそうに)ええ、行くわ!」 そして二人は頂上に! セリ「わぁ、綺麗だわ!ユン・ピルジュさん、私、ポットとかコーヒーを持ってきたのよ。ここでラーメンを作る?」 ピルジュ「山で食べてはいけません。」 セリ「それじゃ、降りてから作ればいいでしょ!なんて綺麗なのかしら…!」 --------* ジンとエジョンの家 赤ちゃんに言葉を教えるヒョンギュ…。 ヒョンギュ「これは何?ほら、シヨン(?)ほら、これは金魚だよ。」 そして、ため息…。 ヒョンギュ「叔父ちゃん、彼女は馬鹿なのかも…。なにひとつ言えないんだ。」 ジン「ディンドン、10か月の幼児の知能は、そんな絵のカードでは測れるものじゃないんだ。」 娘に近づくジンは、いないないばーを! ジン「ほら、天才だ。」 そこにエジョンが。 エジョン「ヒョンギュ、牛乳を飲みなさい!」 その牛乳のボトルには、ジンの写真が…。 ヒョンギュ「あっ、叔父ちゃんの牛乳だ!僕の友達も、全員これを飲んでるよ!」」 ジン「そうなのか?それじゃ、俺のサインをしたこの牛乳を一ケース送るから、配ってやれ。」 ヒョンギュ「はい。」 エジョン「トッコ・ジンさんの顔は、いい宣伝になってるようね。」 ジン「当たり前だろ。俺はトッコ・ジンだぞ。上から下まで完璧だから、理想の夫第1位から、最高の父親に代わったんだ。アハハ…!」 エジョン「(笑いながら)あなたが口を開くと頭がおかしくなりそうだわ。完璧なトッコ・ジンさん!新聞の私たちの記事は読んだ?」 ジン「どんな記事があるんだ?喧嘩か?離婚か?」 エジョン「別居よ。」 ジンは新聞を広げます。 エジョン「今度の映画で田舎のホテルに泊まったことを覚えてる?それで、3か月別居したと言ってるの。」 ジン「遠足に行かなくちゃいけないな。また人前に出て行って、いい印象を持たせなくちゃならん。」 エジョン「遠足じゃ足りないわ。」 ジン「それじゃ、何がいいんだ?」 エジョン「最近では、子供が大勢いるほうが好まれるそうよ。」 ジン「おぉ、ディンドン!ク・エジョン、今から俺たちのイメージアップを始めるか?」 エジョン「バッテリーをフル充電しなくちゃ…。」 お互いの額をつけ合うエジョンとジン…。 エジョン「充電!」 娘を抱きあげるジン…。 ジン「こんなドラマに出会えて、光栄だろう!克服~!」 「最高の愛」終わり! |