アイリス(IRIS) ・・・・・ momochiの韓流メモ 別館 ブログに戻る

韓国名: 아이리스  英語名:Iris
2009年10月14日~ KBS水・木 21:55~ 全20話
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※ 投稿動画の英語字幕の翻訳ですので、本来のシナリオとは違います。

アイリス第5話 あらすじ

<前回までのあらすじ>
ヒョンジュンとサウは、彼らの最初の任務を完遂し、休暇を与えられた。機関の中で秘密の関係を持ち始めたヒョンジュンとスンヒは、日本の秋田へ短い旅行に出かけ、一方サウは、ある男の救出という任務を命じられる。休暇を終えたヒョンジュンとスンヒもハンガリーに出発。副局長のペク・サンは、ヒョンジュンに北朝鮮のヨン・ソンチョルの暗殺を命じる。ヒョンジュンは任務に成功するが、彼はたいへんな代償を支払うこうとになるのである。負傷したヒョンジュンは、副局長に助けを請うが拒絶され、現れたサウは…。

<第5話>
外の気配に目を覚ましたヒョンジュンは、銃を構え立ち上がります。
そこへサウが。
安心したヒョンジュンは、銃を置き急いで出発の準備を。
「状況はよくない。話は後にして、ここから出よう。俺達がホン・スンリョンを解放した飛行場へ行けば、逃げられるはずだ。」
そこで、自分に銃を向けるサウに気づくヒョンジュン。
サウはこう言います。「すまない。これは命令なんだ。」
「お前…、どうして…。」とヒョンジュン。
「もしお前が俺なら…、すまない。」
そのとき、機動隊が大きな爆音と共に突入してきます。

「外で待つようにとのボスの命令です。」と止める男を無視し、ヒョンジュンのアジトに入るソナ。
「彼を追跡するためのヒントはもうない。我々は彼を殺すと連絡しろ。」
「もし我々が彼を殺したら、この事件は無意味なものになるでしょう。
「俺に命令を二度言わせるな。彼を見つけたらすぐ、彼を殺すんだ。」

傷を庇いながら必死で逃げるヒョンジュン。
ペク・サンは、サウから電話をもらいます。
「失敗です。TK-1は消えました。ですが、北朝鮮と地元警察がいますから、ブタペストから出るのは難しいと思われます。」
「何があろうと、君は先に彼を見つけなければならない。見つけて、始末しろ。」

サウは、ペク・サンから命令を受けたときのことを思い出します。
「あなたは私にヒョンジュンを殺せとおっしゃるのですか?そんなことはできません。」
「それはNSS諜報部員としての命令に従わないということだとわかっているのか?」
「どうして殺さなければならないんですか?助けるわけにはいかないのですか?私が彼を助けに行きます。」
「まだわからないのか?これは既に計画されたことなんだ。私がどうこうできることではない。」
「それでは、この件を決定できる人間はだれですか?教えてください。」
「君がヒョンジュンと初めて会ったのはいつだ?」
「兵役?の期間中に初めて会いました。」
「それより前の、彼の過去について、君は何を知っている?なぜ、キム・ヒョンジュンが選ばれたのか…、なぜNSSが彼を放り出すのか…、これで君は理解できるだろう。」
そう言ってペク・サンは、1冊のファイルを取り出します。
「理由が何であろうと、私にはできません。申し訳ありません。」とサウ。
「君ができないと言うなら、他の人間を探さねばならないようだな?チェ・スンヒをここに呼べ。」

ミョンホの執務室にやって来たスジンは、「副局長と電話がつながっています。」と。
「ヨン・ソンチョルが死んだというのは、本当か?その件に、我々は関係しているのか?」と訊ねるミョンホに、ペク・サンは答えます。
「いいえ、違います。これまでに起こった出来事すべて、北朝鮮と外国との問題です。我々が巻き込まれることは絶対にありません。」
わかったと電話を切ったミョンホは、チョン室長とスジンに、
「我々は巻き込まれないということだ。北朝鮮自身の隠されたアジェンダのために、彼らは我々を追及しているが、それは彼ら自身の誤ちだ。この事実をすべての高官にすぐ知らせ、それから残りを処理しなさい。」
ペク・サンは、どこかに電話で「私だ。始めろ!」と指示を。

NSS本部に男が現れ、「キム・ヒョンジュンの席はどこだ?」と。
「何をしているんだ?」と言うサンヒョンに男達は答えます。
「我々は、キム・ヒョンジュンの荷物、私物のすべてを押収しています。」
そして令状を見せながら、「彼はスパイです。キム・ヒョンジュンから連絡を受けている者は、逮捕され裏切りとスパイ活動で取調べを受けることになる。と、警告しておきます。」
男は科学捜査室長ヒョンギュのところへ。
「我々は、キム・ヒョンジュンの持ち物全てを押収しなければなりません。彼は現在スパイ容疑がかけられています。」
そして彼らは引き出しからファイルを取り出します。

ヒョンギュは、サンヒョンに訊ねます。
「いったい何が起きているんだ?キム・ヒョンジュンがスパイ容疑をかけられているのか?」
「私もまだわかりません。」
「それでは、一体誰がそんな馬鹿なことを言っているんだ?」
「副局長だと思います。」
「どうやらもう一人の純粋な男が、スケープゴートにされるようだな。」
どういう意味ですかと訊ねるサンヒョンに、ヒョンギュは言います。
「それが起きたとき、君はここにいなかったからよく知らないかもしれないが、NSSの歴史の中には、こんなふうに追求された者が他にもいたんだ。」
「彼らはどうなったのです?」とサンヒョン。
「痕跡すら残さず消えたんだ、つまり、彼らが本当にスパイだったとしたら、彼らはそれで罰せられるはずじゃないのか?だが、なんの手続きも反論もなく、彼らはただ消えたのだ。」
「私には理解できません…。一体どうしてそんなことが起こったんですか?」
「とにかく待とう。ヒョンジュンにまた会うのは簡単ではないはずだ。」

「彼がどんなスパイで反逆者かを言え。」というメールを受け取ったスンヒは、テソンに電話をします。
「チーフ!一体どうなっているんですか?背広の男達が来て、もう滅茶苦茶ですよ。彼らは、TK-1はスパイだと言っていますが、一体どういうことですか?」とテソン。
「私にもわからないわ。私にTK-1の居場所を教えて。」
「できません。もし今馬鹿なことをしたら、我々全員大変なことになりますよ。」
スンヒは、ジョンインに電話を。
「今ブタペストよ。お願いがあるの。」

ヒョンジュンの机から運び出した荷物に火をつけた男は、「全て終わりました。」と電話を。
ジョンインは、密かにコンピュータで情報を調べます。そしてスンヒに、
「あなたに言われたことをやって見たけど、TK-1に関するものは、すでに全部消し去られていたわ。だからそれについては何もできない。」
「副局長は今ここ、ハンガリーのバラトンにいるわ。彼が誰に電話をしているのか私のために調べてちょうだい。」
「スンヒ、それはちょっと…。」
「お願い!彼の電話の中で、TK-1について話したら、私に場所を知らせて。」

身を潜めながら、サウの言葉を思い出すヒョンジュン
サウに会ったスンヒは、彼に言います
「どうしても信じられない。ヒョンジュンは決してそんなことはできないわ。何かの間違いよ。ヒョンジュンに会って、彼から直接聞かなくちゃいけない。今彼はどこにいるの?」
「彼はおそらくブタペストのとこかに隠れている。北朝鮮とハンガリー警察が彼を追っているんだ。俺達はこのことを真剣に考えないと、ヒョンジュンも俺たちも全員が危険なことになる。」

スンヒは、ヒョンジュンとの最後の会話を思い出します。
「明日は早いの?わかる?あなたは今日ずっと緊張していたわ。」
「俺が?緊張?心配するな。すぐ戻ってくるから。」
「無事に戻ってね、わかった?」
「わかった、おやすみ。」

眠り込んでしまったヒョンジュンを見つけた掃除婦は、電話をします。
「2階に血を流している男がいます。タクシーを寄越してください。」
それを傍受したサウは、スンヒと一緒にヒョンジュンの潜む建物へ。
次々と到着する警察と工作員。チョリンは、彼らに指示をします。
「二手に別れて行動するんだ。ハンガリーの機動隊を利用しろ。全ての場所を隈なく探せ。」

工作員を次々に倒し逃げ回るヒョンジュン。ヘリコプターが彼を追い詰めます。
発射された砲弾の爆風で吹き飛ぶヒョンジュン。
「我々は彼を仕留めました。」とパイロットの声。
現場へ向かうチョリン達。その姿をスンヒは双眼鏡で確認します。
そこへサウが、付近の地図を。それを見たスンヒは、
「彼はまっすぐそこへ向かうはずだわ。このルートが唯一の逃げ道よ。先回りしなくちゃ。」

チョリンに謝る工作員。チョリンは、「全員で追え。逃げ道を塞ぐんだ」と。
トラックに乗り込み闘争を続けるヒョンジュンを、すぐにヘリコプターが発見し追跡を始めます。
検問を突破したところで、止まるトラック。
ドアを開けたチョリンは、既にヒョンジュンがそこにいないことを確認します。

ホテルに戻ったスンヒに、サウは、
「状況が悪化した。これ以上ここにいると、俺達も危険だ。」
「ヒョンジュンは、どうなるの?」
「彼は間違いなくまだ捕まっていない。
「彼は逃げられたかしら?」
「全ての道は封鎖されている。簡単ではないだろう。」

電話を切ったチョリンは、「全員外へ出ていろ。ソナは残れ。」と。そして、
「私に与えられた時間は、明日までだ。君が担当しろ。私がこの男を捕まえられなくても、最後まで追うんだ。何があろうと、君は彼を捕まえるか殺すかしなければならない。これが我々の生きる意味?だ。」

ヒョンジュンは、ペク・サンに電話をします。
「私です。私を放り出す理由はなんですか?」
「私は話すことはできるが、君はそれを受け止められるか?これは、君がNSSに加わった瞬間に、決められた運命だったんだ。」
「何があろうと、私は戻ります。そしてあなた、私の運命を決められると考えたあなたに、償いをしてもらいます。」
「スンヒもここにいる。おそらく、チェ・スンヒの運命は、君と同じだろう。」

ヒョンジュンとサウが殺しあう夢を見るスンヒ。そして目覚めた彼女の前にはヒョンジュンが。
「ヨン・ソンチョルの死は、全てあちら側に責任をなすりつけたわ。政府の発表では、我々は何も関係していないと言っている。NSS内の皆も、それを信じているのよ。」
「いや、俺がやったんだ。そうするよう命令を受け、その任務を完遂した。しかし俺は見捨てられた。最初から仕組まれていたんだ。」
「そんなことありえないわ。サウはどうなの?彼があなたを助けに来ていることを知らないの?彼もここにいるのよ。私達が一緒に行動すれば、なんとかここから抜け出せるわ。」

「状況は、ヨンチョルの死を北朝鮮と結びつけようがどうしようが、俺は生きていられる立場ではない。もし君が俺といれば、サウも君も危険なことになる。ただ帰ってくれ。
「そんなこと無理よ。こんなふうにあなたを置いて行くことはできないわ。たとえあなたの言っていることが本当だとしても、私は決してあなたを見捨てたりはしない。もしあなたが死ななければならないのなら、私達は一緒に死ぬのよ。絶対に行けないわ。」
そして二人は一緒にホテルの外へ。
それを見つめるサウ。

チョリョンは、言います。
「我々は、自分たちを最高だと呼んでいる。それは自信過剰だからではなく、何があっても失敗しないためだ。・・・。」
そこへ彼の電話が鳴ります。そして、
「我々は標的の居場所を見つけた。これが最後のチャンスだ。行け!」

車で駅に到着するヒョンジュンとスンヒ。彼は、列車の時刻を調べてくると車を降ります。
「動かずここで待っててくれ。すぐ戻る。」
駅入り口に立つ警官を避けるように、裏に回るヒョンジュン。
そこへチョリョン達もやって来ます。
構内でソナの姿を見たヒョンジュン。
慌てて隠れ、荷物運びに変装して彼女の前を通り過ぎます。

すれ違った瞬間、ヒョンジュンに気づくチョリョンは、「そこに止まれ!」と銃を向けます。
すぐ横にいた工作員を盾に銃を構えるヒョンジュン。
駆けつけた警官は、チョリョン達に銃を向けます。銃口を下げるチョンリョンは、
「私は外交官だ。我々は逃亡者を捕まえているのだ。」
その隙に構内を抜け出すヒョンジュン。
そして彼がスンヒの待つ車の前まで来た瞬間、彼女の車が爆発を起こします。

立ち竦みスンヒの言葉を思い出すヒョンジュン。
「あなたが死ぬなら、私達一緒に死ぬのよ。」
ソナの撃った弾が腕に当たり、慌てて隠れるヒョンジュンの頭にスンヒとの思い出が蘇ります。
彼は通りかかった1台の車を奪ってその場から逃げ出します。
チョリョンとソナも彼のあとを。その全てを見ているサウ。

工作員やチョリョン達の追跡をなんとかかわしたヒョンジュンは、飛行場へと向かいます。
飛び立つ寸前の飛行機を乗っ取り、操縦席に乗り込むヒョンジュン。
そこへサウが。
ヒョンジュンに狙いをつけるサウの頭上を飛び去るヒョンジュン。

第6話に続く!

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