アイリス(IRIS) ・・・・・ momochiの韓流メモ 別館 ブログに戻る

韓国名: 아이리스  英語名:Iris
2009年10月14日~ KBS水・木 21:55~ 全20話
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第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話
※ 投稿動画の英語字幕の翻訳ですので、本来のシナリオとは違います。

アイリス第6話 あらすじ

ヒョンジュンの乗った飛行機の進路に車を止めたサウは、飛び立とうとした彼の飛行機に銃弾を射ち込みます。黒煙をあげる飛行機をなんとか立て直そうとするヒョンジュン。
そして遠くで地面に落ちる音。サウは、天を仰ぎ叫び声を。
彼はその方角へ行き、川に落ちた飛行機を確認します。

<6ヵ月後>
派手な格好でヘッドホーンをしながらふらふら歩くミジョン。
注意をされても気にしない彼女を、ペク・サンは「放っておきなさい。」と。
そうはいきませんと男は言いますが、「私の子供もあんなふうだ。」とペク・サン。

ヒョンギュは、銃のスライドを見せながら、説明をします。
「武器メーカーが銃を作るとき、ボディーに印を残す。人間の指紋のようにな。これはインチョンから来たもので、AKS-74だ。こっちはプサンからきた最新型のGSH-18.。見た目は本物だが、全部偽物だ。」
「まもなく、船で大きな荷物が国に入ってくるが、それについてはわかったか?」とサンヒョン。
「我々はこの件に関するすべての可能性を調べました。」とミジョン。
「どうしてそんなに多いんだ?我々は時間がない。どうやってこれを全部処理できるんだ?」
ミジョンは、「ヒョンジュンがいたら、彼はきっと…。」
彼女を話を止めるテソン。サンヒョンは立ち上がってこう言います。
「仕事場の中の彼の記憶を全て消すようにと言わなかったか?二度とそれを蒸し返すな。」

駐車場でペク・サンにメモリーカードを渡すサウ。
「あなたが私にやれと言ったことは、やりました。残り全部もちゃんとやります。」とサウ。
「私と働くようになって、君はそれにとてもよく馴染んできたようだ。君は罪悪感や責任というものに揺れ動かされたりはしない。君は何も失うものがないからだ。だから、君を選んだ私の決断は、間違いではなかった。そうじゃないか?」
黙って車を降りるサウ。

クラブで酒を飲んでいたミジョンは、外人達に絡まれます。
しつこい彼らを叩いて帰ろうとうする彼女は、男達に囲まれて…。
そんな彼らを一撃で倒すビッグ。そして彼は無言で立ち去ります。

政府高官達から報告を受けるミョンホ。
「切断されていた北との電話線は、また繋がったと報告されています。」
「我々に対する感情も落ち着いたようで…。いい状況になったようです。」
「それはいいニュースです。少しホッと出来ます。」
「それでは、もう何も悪いことはなくなるのだな?」とミョンホ。ペク・サンは、
「ヨン・ソンチョルの死に関して、我々を追及していた人間は全ていなくなりました。彼らは、全ての外交問題を落ち着かせたようです。もうその問題を案じる必要はありません。」
「我々の関係は最悪で、ほとんど北と戦争になる寸前だったが、本当に安心した。この間、皆よくやってくれた。」とミョンホ。

会議の後、ミョンホは「誰がヨン・ソンチョルを暗殺したと思う?」とペク・サンに訊ねます。
「私にもまったくわかりません。」とペク・サン。
「ハン・ソンギョンとヨン・ソンチョル…。二人とも北朝鮮の核兵器計画に関係していた。彼らの死は、我々が30年前に核兵器を開発していたときに、とてもよく似ていないか?核兵器計画に係っていた科学者と技術者が、どちらも不可思議な死を遂げた。とてつもない権力を持つ正体不明の男…。その考えが私の頭の中に浮かび続けている。」とミョンホ。

ペク・サンは、サウに「スンヒは、どうしている?」と訊ねます。
「彼女は外部との接触を断ち、一人でヒョンジュンの死を悼んでいるようです。彼女はまだそれを信じられないのでしょう。」とサウ。ペク・サンは言います。
「私は昔、猫を飼っていたことがある。ある日そいつは外に出かけ、怪我をして戻った。そして暗闇に隠れていたんだ。私は早く手当てをしてあげたくて、その隅からそいつを出そうとしたら、そいつは俺を引っかいた。傷はとても深くて、そいつは飼い主をも信頼していないというトラウマになった。今、スンヒの心は、その疑り深い猫のようなものなのだろう。時がそれを解決してくれることを願うばかりだ。」
「その傷は、さらに悪くなるんじゃありませんか?」とサウ。
「彼女はそんな弱いやつじゃない。だから、心配はいらない。」

一人部屋でヒョンジュンを想うスンヒ。
「サウと君も危険なことになるんだ。」
「私にはできない。こんなふうにあなたを置いていくなんて。もしあなたが死ななくちゃいけないのなら、私達一緒に死ぬのよ。絶対に置いていけないわ。」
そこにジョインから電話が。
「今送ったわ。ブタペストの病院の患者のリスト。でも、ヒョンジュンだと思われる人間はいなかった。たとえそれを追ってみても、ヒョンジュンの生きている可能性は、0に近いと思うわ。」
インターネットでその情報をチェックするスンヒ。ジョインは続けます。
「もう諦めたらどうかしら?」
「いろいろありがとう。」と電話を切ろうとするスンヒにジョインは、
「ちょっと待って。もう一つファイルを送ったの。ハンガリーで撮られた写真だけど、ヨン・ソンチョルの死んだ場所にいた工作員よ。」
スンヒは、チョリョンとソナの写真を受け取ります。

<ピョンヤン 北朝鮮>
独房の中で、トレーニングをするソナ。
それを見つめるチョリョン。
看守に「彼女に会いますか?」と聞かれますが、「いや、いい。」と彼は答えます。

<ブタペスト ハンガリー>
ベッドから落ちてもがいているヒョンジュン。
それを見た看護師は、「彼が起きたわ!」と慌てて人を呼びに走ります。

北朝鮮高官の部屋を訪ねるチョリョン。高官は言います。
「人生とは面白いと思わないか?君はヨン・ソンチョルを殺したわけではない。だが、誰かがその責めを負わねばならないことは明らかだろう?どうして何も言わないんだ?」
「もし誰かが任務の失敗の責任を取らなければならないのでしたら、私です。」とチョリョン。
「まぁ座れ。この部屋からは逃げ出せない。アメリカだろうが日本だろうが、この部屋に出入りすることはできないんだ。だから、これから君がこの部屋で言うことは、すべて君と私だけしか知らない。君はこれを悪いことだと思っているかも知れんが、ヨン・ソンチョルの死は、私にマイナスの影響はない。ソンチョルの核兵器計画が私の手中に入ったからだ。私は、君が我が国のあり方に気づいていることを知っている。飢餓の国…。私は私の手に入ったこの計画の優位性を全て握る予定だ。私は、切らねばならないものは切り、捨てなければならないものは捨てる。私は我々の目的を達成するためのことをやり、何であろうとそれを止めることはできない。国や人にも辛い決断をする必要があるんだ。私は君が私と同じ考えだと信じている。だから、ソンチョルの事件で全てを失くした男に、私はもう一度チャンスを与えるつもりだ。」
「私がしなければいけないことは何ですか?」とチョリョン。
「何も急ぐ必要はない。これをよく考えてみてくれ。」
「ひとつお願いがあります。キム・ソナ工作員ですが、もし彼女を救う方法があるなら…。」
「私は既に君を救い出した。それで彼女も救ったら、ちょっとやりすぎだとは思わないか?我々は、ちょっと待って見る必要がある。」

ベッドに寝ているヒョンジュン。そこに男が電話を持ってきます。
電話の向こうの男は言います。
「君の意識が戻ったと連絡をもらった。ホッとしたよ。君の意識が戻ったという事実は、まだチャンスがあるということを意味する。」
「誰だ?」とヒョンジュン。
「君の命を救った人間だ。アメリカの大統領のルーズベルがかつてこう言った。人生に偶然はない。もし何かが起きたら、それは起こるべくして起こったのだと。キム・ヒョンジュン、これまでに起きた出来事、君は選ばれたのだ。」
「あなたは、私があなたを知っていると言っているのですか?」
「君は陥れられたのだ。そしてそれをするように君に命じた人間…。これが彼の行動の最後ではない。君が関わる以前から、このことは進められていて、今もまだ続いているんだ。」
「あなたは誰なんだ?」とヒョンジュン。
「私がまた君に連絡するまで、ゆっくり休み元気を取りもどすのだ。時が来たら、君にやってもらわなければならないことがあるから。」

植木の手入れをするスンヒに、彼女の母親が言います。
「ずいぶん上手になったわ。でも、いつまでここで働くつもりなの?あなたがここにいるのは、もちろん私にはいいことだけど、あなたは自分の道を進むべきじゃないの?」
「ここが私の居場所よ。」とスンヒ。
「何をくだらないことを言っているの?あなたの技術と専門知識をどれほど多くのところで必要としているか、わかっているでしょう?こんなところで土をいじっているなんておかしくない?あなたがここで働くことは、あなたが自分を取り戻すまでのこと。あなたの傷が癒え、忘れるべきことを忘れたら、ここから出て行かなくちゃいけないわ。わかった?急いで終わらせて、夕食にしましょう。」

そこにサウがやって来ます。
「ちゃんとやってる?」
「ええ、これは私の天職だと思うわ。」とスンヒ。
「天職?韓国一のプロファイラーが、肉体労働を自分の天職だと考える…。面白いな。今、職場の中は滅茶苦茶だ。大勢のスタッフが…。」
「そういうことは、もう私には何の関係もないの。興味もないし、楽しくもない。」
仕方なく花の名前を訊ねるサウ。
「アイリスよ!古代ギリシャで、人々をあの世(下界?)に連れて行くメッセンジャーが、アイリスと呼ばれていた。私にとっては、これは美しい花ではなく、悲しい花だわ。ヒョンジュンはアイリスの花が好きだったから。」

病室で過去の出来事を振り返り、謎の男との話を思い出すヒョンジュン。
そして彼は、見張りを倒し病院を脱走します。

ハンガリーからだと、ヒョンジュンの写真を部下から渡されるチョリョン。
それを見たチョリョンは、ソナの独房へ行き彼女にこう言います。
「これはハンガリーで撮られた写真だ。これが君が生きるための最後のチャンスだ。彼は今日本にいる。行って彼を捕まえろ。」

<秋田 日本>
雪山を歩くヒョンジュン。ソナは彼のあとを追います。
しかし先回りをして銃を取り上げ、彼女を倒すヒョンジュン。
山小屋で目を覚ましたソナは、必死で体を起こしますが、ヒョンジュンは言います。
「煩わせるな。やろうと思えば既に俺はお前を殺すことができたんだ。」
立ち上がりコーヒーにバター入れるヒョンジュン。そして、
「君が死のうと思わない限り、すべて大丈夫だ。」

目を覚ましたソナは、柱に貼られたメッセージを読みます。
「俺を追いかけようとするな。これはお前の唯一のチャンスだ。」

雪の中、家の前に座り込んでいるヒョンジュンを見つけたユキ。
彼女は、彼を部屋に寝かせて介抱します。

小屋の中で、パソコンをチェックするヒョンジュン。
そのとき画面にメッセージが表示されます。
「ブタペストから秋田、まったくすごいな。」
「お前は誰だ?」とヒョンジュン。
「09120249#に電話しろ。」
彼はすぐ公衆電話から、その番号に電話をします。ピーという音に受話器を下ろすヒョンジュン。
そこに電話がかかってきます。
「君を見つけるのは、本当に大変だった。私の声を、忘れてはいないだろう?」
「俺を探す理由は何だ?」とヒョンジュン。
「ハンガリーで私が言ったように、我々には一緒にやらねばならないことがある。」
「興味はない。」
「復讐を選ぶのか?復讐は二つの墓を必要とするという諺がある。一つは敵のもので、もう一つは自分の魂のためのものだ。」
「俺を探すのは止めてください。切ります。」
「最後に一つ聞きたい。本当に、君は私と一緒にそれをやるつもりはないのか?」
それには答えず、ヒョンジュンは電話を切ります。

雪の中、彼を待っていたユキと一緒に帰るヒョンジュンを見つめるソナ。
部屋の中で、ヒョンジュンは、「出て来い!」と。ソナは、彼に拳銃を向けます。
「何のまねだ?こうなったら、お前は本当に死ぬぞ。」
「黙って。あなたが私の命を救ったからって、私が感謝しているとでも思ってるの?間違った考えは捨てて。」
立ち上がりすばやく彼女の銃を取り上げるヒョンジュン。
「俺は言ったはずだ。俺に構うなと。」

彼はソナを小屋に閉じ込め、そこに食事を運びます。
食事を食べないソナ。彼女は、言います。
「私を殺して!なぜ私にこんなことをしているの?私はここにあなたを殺しに来たのよ。」
「理由は何だ?なぜそうするんだ?」
何も答えない彼女の縄をほどき、「もう帰れ。」ヒョンジュン。
「私には、戻るところはないわ。もしあなたを殺さなければ、戻るところはないのよ。」
「それなら、俺を殺せ。だが、今すぐじゃない。俺にはやらなくちゃいけないことがある。俺が自分の仕事をする間、どうするかはお前次第だ。」

布団の上で目覚め、横にあるお粥を見たソナは、ヒョンジュンの言葉を思い出します。
泣きながらお粥を食べるソナ。
元気になったソナは、朝食の用意を手伝い、ヒョンジュンにそれを運びます。
田沢湖の畔を散歩するヒョンジュンとソナ。
ヒョンジュンは、タツコの像を見て、「あの像には悲しい伝説があるんだ。」と。
「どんな伝説なの?」とソナ。
「俺は伝説を信じない。」とヒョンジュンは、ソナの手をほどき歩き出します。

ヒョンジュンの仕事部屋で、ヒョンジュンとスンヒの写真を見つけたソナは、「だが、今じゃない。俺にはやることがあるんだ…。」と言った彼の言葉を思い出します。
「私は行かなくてはいけないところがあります。」とメモを残すソナ。

スンヒのところに「話があるの。」とジョインがやって来ます。
「あなた、キム・ソナを覚えてる?彼女、逮捕されたわ。私達はテロの脅威の可能性を調査していて、彼女を見つけ逮捕したの。今、NSSに護送されている。警察の報告では、ロシア製の銃を持っていたそうよ。でも奇妙なのは、彼女の持ち物の中に、副局長のファイルがあったことなの。たとえ彼女が北朝鮮の国家安全局の一人だとしても、我々に関する情報の中から、副局長のものだけ持っているのは、おかしいでしょう?」

スンヒは、すぐにNSSに向かいます。
ミジョンとテソンに「元気だった?」と訊ねるスンヒに、「チーフがいないのに、私達が元気なわけがないでしょう?」とテソン。
「戻ってこられるんですか?」とミジョン。スンヒは、
「いいえ、私は副局長に会いに来ただけなの。」

ペク・ソンはスンヒに、「もう戻って来たらどうかね?」と。
「私がここに来たのは、副局長にお願いがあったからなんです。キム・ソナに合わせてください。」
「その情報を誰から聞いたんだ?君は、今活動中の諜報部員でもないのに、我々は、君を囚人に会わせることはできない。君が職場で支えなきゃいけないプロフェッショナルな任務は、いくらでもある。もし君が彼女に会いたいのなら、復職したまえ。君でなくても、他に彼女の取調べが出来る人間はたくさんいるんだ。」とサンヒョン。
「それで、何か見つけましたか?どうか私にチャンスをください。」とスンヒ。サンヒョンは、
「馬鹿なことを言うな。それができないことぐらい、君は誰よりよく知っているだろう。」
ペク・サンは、「行かせなさい。彼女に必要なものを渡すんだ。」と。

ドアの鍵を閉め、二人きりでソナを取り調べるスンヒ。
「この写真は、あなたの所持品の中にあった。そうね?どうしてこれを持っていたの?この写真を、どこで手に入れたの?」
何も答えないソナ。
部屋の音声を遮断するスンヒ。彼女は、ヒョンジュンの写真を彼女に見せます。
「私が知りたいのは、あなたがなぜここに来たかではないの。あなたがブタペストで会ったこの男、私は彼の死を確認したいの。彼は生きているの?」
「知らないわ。」とソナ。
「私はあなたを尋問しているんじゃないわ、頼んでいるのよ。話してちょうだい。」
駆けつけたサンヒョン達は、「開けろ!」とドアを叩きます。
「これからあの人達が、あなたを取り調べるわ。あなたが受けた訓練がどれだけ特別であっても、抵抗するのは簡単じゃないことを知っているわね。私達、また会うことになるわ。」とソナに手を差し出すスンヒ。
サンヒョンは、サウにソナの担当を命じます。

サウは、ジョインに言います。
「スンヒとはよく会っているそうですね?副局長は、君が隠れて彼女にNSSの情報を流したことを知っています。君は、スンヒだけだからいいだろうと思ったでしょうが、それは重大な問題なんです。副局長の情報が流れたら、彼女が危険なことになります。もう二度とこのようなことはしないでください。」

毒を飲んだソナは、ここでは治療できないと、救急車で病院へ運ばれます。
いきなり起き上がり、乗っていた男達を倒すソナ。

<秋田刑務所>
拷問を受けるヒョンジュン。

第7話に続く!

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