アイリス(IRIS) ・・・・・ momochiの韓流メモ 別館 ブログに戻る

韓国名: 아이리스  英語名:Iris
2009年10月14日~ KBS水・木 21:55~ 全20話
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※ 投稿動画の英語字幕の翻訳ですので、本来のシナリオとは違います。

アイリス第10話 あらすじ

<前回までのあらすじ>
ホン・ソンリョンのペンダントから、アイリスとペク・サンのことを知ったヒョンジュンとソンファ。彼らは、中国でチョリョンと会い、テロリストチームの一員となり韓国に向かった。
NSSとサウは、テロ活動の調査を始める。そして、自宅でヒョンジュンの残した痕跡を見つけたサウは、彼がテロリストの一員であることに気づく。

<第10話>
倉庫に突入したサウと突入部隊。
ヒョンジュン達はその様子を別室で見ています。
誰もいないことを報告するサウ。
「倉庫は空でした。ですが、彼らの標的がわかったと思います。」
「わかった。ここから戦術チームを送り出すから、君はそこから直接向かうんだ。」とサンヒョン。
そして、彼はNSSのメンバーに状況を説明します。
「彼らの標的は、東南アジア外交会議の開催場所だ。」

ドチョルは皆に、「準備にかかれ。」と。そしてソンファとヒョンジュンに言います。
「我々の標的は、会議じゃない。南チュソンのNSSだ。」
「そんなこと、できるの?今の私達の力では、不可能よ。」とソンファ。
「彼らは、我々の標的が会議だと信じて、彼らのチームを全部そこに向けるだろう。さらに、予備査察チームも今日南北会議のために到着する。彼らは、そこにもメンバーを配置するはずだ。だから、NSSはまったく守られていない状態になる。」
「たとえそうだとしても、そこは国家情報局よ。保安システムを突破するのは難しいわ。」
「我々は既に、この元諜報部員の告白から、NSSの保安システムのすべてを理解している。潜入は、この男にリードされるんだ。」
「どうやって潜入するの?」とソンファ。ガンソクが答えます。
「ごみ回収車だ。NSSでは、使用済の紙コップですら情報を得ようとする敵に利用されるかもしれないと、ごみでさえ保護されている。だから、特別なごみ回収業者だけが、それを動かすことができるんだ。我々は、まさにそれを利用する。」
「NSSに入り込む理由は何だ?」とヒョンジュン。

そのときドチョルに電話が。
彼は自分で聞けと、ヒョンジュンに電話を渡します。
「パク・チョリョンだ。NSSへ侵入する理由は、ペク・サンへの君の復讐を果たすためではないことをしっかり頭に入れておけ。もし自分の目的を遂げたいなら、今回の任務を完遂するんだ。私は復讐のための機会を君に約束する。」
「それなら、NSSを捕らえようとしている理由は何だ?」とヒョンジュン。
「それはまだ君に言うことはできない。君はただ、カン・ドチョルの命令を聞いていればいいんだ。」

ソンファは、スンヒの言葉を思い出します
「私が知りたいのは、なぜあなたがここにいるかということではないわ。あのとき、ブタペストにいた男の人のこと。私は、彼の生死を知りたいの。彼は生きているの?」
「知らないわ。」とソンファ。

そしてソンファは、ドチョルに言います。
「もし我々の標的がNSSなら、キム・ヒョンジュンを締め出すべきだわ。彼らは全員、彼の同僚や友達だったのよ。彼はためらうかもしれないわ。」
「もしそんなことなら、我々は絶対に彼を連れて行くべきだろう。なぜなら、それは、彼が本当に我々と一緒に仕事をするかどうかを、はっきりさせるチャンスだから。」とドチョル。

チョリョンは部下と車で現場へ。

ソンファは、ヒョンジュンに「理由は何だと思う?」と訊ねます。
「これは実際いいことかもしれない。我々がまだ開けなかったペク・サンのファイルを開く最後のチャンスだ。」

チョリョンは、「我々は、南チュソンに入る。計画を実行しろ。」とドチョルに電話を。
「始めるぞ。」とドチョル。

スンヒは、ペク・サンと会議場へ向かいます。
「チェチームリーダー。今から君が、今日到着する南北会議査察チームに関することを担当するんだ。そしてそれを直接私に報告しなさい。」
そこにサンヒョンから電話が。
「テロの標的を見つけました。東南アジア外交会議に出席するアメリカの国務長官です。彼らの標的はそこです。」
「可能な戦闘要員をすべて動員しろ。」とペク・サン。
サンヒョンは、NSSのメンバーに指示します。
「緊急時に対応できる戦闘チームを全員準備させろ。」
ペク・サンは車を止め、スンヒに言います。
「プサンから入ってきたテロリストの標的が変わった。東南アジア外交会議の現場だ。今日、アメリカの国務長官もそこにいる。標的は彼だ。君は本部に戻り、支援しろ。」
スンヒは車を乗り換え、NSSに戻ります。
次々に出動するNSSのメンバー。
サンヒョンから連絡を貰ったスンヒは、「NSSに戻るところです。」と。
「急いで戻って、我々を支援しろ。」とサンヒョン。

テロチームは、NSSにやって来ます。「ごみの回収に来ました。」とグァンス。
途中車を降りたガンソクは、NSSのシステム回路の変更を済ませます。
ガンソクから終了の報告を受けたドチョルとグァンスは、警備室へ。
「お前達は、見たことがないな。」と言う警備員に、「新人です。」とグァンス。
そして彼らは、チェックしようとする警備員を狙撃し中に侵入します。

サウは、本部に「今日の会議に参加するVIPのリストを送ってくれ。」と。
「今すぐ送ります。」とミジョン。

NSSの地下に終結したテロチーム。
「NSSへの入り口は、エレベータだけだ。だが、それは使えない。」とヒョンジュン。
ガンソクは、「知っている。バイオスキャンを通らなければならないんだ。」
「我々は、エレベータは通らない。」とドチョル。
ヒョンジュンは、「他に道はない。」と言います。
「どうするか、今わかる。彼に見せてやれ。」とドチョル。
ガンソクは、彼に電子機器を渡します。
それを見たヒョンジュンは、「俺について来い。」と。
壁を爆破して中に入るヒョンジュン達。

ミジョン達も、異変に気づきます。
「火災報知機が下の階で切られた。」とテソン。

侵入したテロチーム。ドチョルは、移動(行動?)探知機を設置させます。
必死で機器を操作していたNSSのメンバーは、監視カメラにテロチームの姿を発見します。
「緊急警報を鳴らせ。そして、コントロールルームにこれをすぐ報告するんだ。」

「外部との連絡網を先に切れ。」とドチョル。
ガンソクは、すぐそれを切ります。
「コントロールルームと連絡ができません。」とメンバー。
「警報は切られた。」とテソン。
「何かおかしいわ。外部との連絡網が切られているわ。」とミジョン。
ジョインは、「携帯もつながらないわ。」と。

サウは、データの転送が途中で切れたことを報告。
スンヒは、NSSの駐車場へ。
ヒョンジュン達は、銃撃戦に。その様子をモニターで確認し、唖然とするミジョン達。
エレベータでNSSに入ったスンヒは、撃たれたメンバーを見つけます。

「何をしてるのよ。早くここから出なくちゃ。」とジョイン。ミジョンは、
「サーバーをこのままにしては行けないわ。」とキーボードを叩き続けます。
そこにテロチームが。ドチョルは言います。
「言うとおりにすれば、お前達を殺さない。」

呼びかけても応答のない本部に、
サウは、「一時的な連絡不能かもしれない。続けてみてくれ。」と。

要人を待つペク・サンに、ミョンホは電話をします。
「テロリストの標的が外交会議だと聞いた。今すぐキャンセルしたほうがいいのではないか?」
「どうかご心配なく。NSSの対テロ対策チームが全て派遣されています。今会議をキャンセルしたら、大きな混乱を招くでしょう。南北の会議にも影響します。」とペク・サン。
「それでは、君を信用しよう。ペク副局長。予定通り進めてくれ。北からの客はどうなった?」
「彼らは今まさに到着するところです。」とペク・サン。
ミョンホは、チョン秘書室長に言います。
「北朝鮮の使者が到着したと言っている。」
「外交会議については、私は何をすれば?」と秘書室長。
「計画したことを実行しなさい。」とミョンホ。

チョリョンを出迎えるスジンは、チョリョンにペク・サンを紹介します。
「ここまで来られるのは大変でしたでしょう。大統領は私にあなたを特別にお迎えするようにと。彼は、我々政府の一人で、査察に参加するためにここに来られました。」
韓国側の随員は、「我々は調べさせていただく必要があります。」と、チョリョンの持っているアタッシュケースを調べようとしますが、ペク・サンはそれを止めます。

NSSメンバーを拉致したテロチーム。
ヒョンジュンは、ペク・サンの部屋に忍びこもうとしますが、
「何をしている。自分の配置につけ。」とドチョル。

彼らは、NSSのメンバーを別室に移動させます。それを排気口から見ているスンヒ。
ヒョンジュンは、かつての仕事場でスンヒとのことを思い出します。
「これは、キム・ヒョンジュンのプロファイルを作成するのに必要な手続きなの。」
「女優を演じてみろよ。俺が君のマネージャーになるから。君はきっと金が稼げるよ。」
「任務によっては、ときどき女優になることもあるわ。」

そこへソンファが。「いつファイルを開くつもりなの?」と。
「地下3階の倉庫にあるペク・サンの倉庫に近づいて情報を得るために、指紋認証を通らなければならない。まず俺は、彼の指紋を探し出す。」

「こいつら、サーバーをシャットダウンしたんだ。誰かが罠をしかけた。」とガンソク。
「誰がやったんだ?」とドチョル。
テヒョンはミジョンに、「お前だろう?お前はさっき何かしていた。」と。
ドチョルは、ミジョンに銃を突きつけ「サーバーを開け。」と言うテヒョンに、ジョインが
「サーバー保護のプロトコルは、生きているわ。それは、管理者のパスワードがないと開けられない。」と。
「それなら、パスワードを教えろ。」とドチョル。
「私達は、知らない。そんな高い地位の人間はここにはいないわ。」とジョイン。
そこへやって来たヒョンジュンは、ドチョルを促し別室へ。
「あれは嘘じゃない。彼らの中に、管理者のパスワードを知っている者はいない。」
ガンソクは言います。
「どうしましょう?もしサーバーを復旧しないと、我々は倉庫の中のR&Dルームを開けることができません。」
「サーバーを元に戻せないのか?」とドチョル。
「できるはずですが、時間がかかります。30分位ですが。」とガンソク。
ドチョルは、「だめだ。それじゃあ遅い。」と。
ヒョンジュンは、いきなり機器を操作し、建物をロックします。
「これで1時間は誰も出入りできない。NSSの全てをロックした。」とヒョンジュン。
ガンソクが仕事にかかると、彼はドチョルに言います。
「あんたが俺に言う番だ。NSSに来た理由を。R&Dルームから何を取り出そうとしているんだ?」
「つまらない好奇心は捨てるんだな。そして、自分の仕事だけしていろ。」とドチョル。

スンヒは必死で外と連絡を試みます。
サウは、隊員に何か信号が出ていないかチェックするよう指示を。
そこへスンヒから電話が。
「NSSが今攻撃されているわ。」
パソコンのモニターに警告の表示が出ているのを見つけたガンソクは、ドチョルに言います。
「我々は、自分達の携帯以外はすべて通話不能にしたんですよね。誰かが、線を繋いだのたと思います。南セクターの下のフロアです。」
ドチョルは、すぐにテヒョン達を調べに行かせます。

「ここの状況は最悪よ。すぐ来て。」とスンヒ。そこで電話が切れます。
スンヒの使った電話を見つけるテヒョン達。
サウは部隊長に連絡をします。
「セクションチーフ。我々は今コードブラックの状況です。諜報局が敵に乗っ取られました。我々は諜報局に向かいます。そちらのほうは、お願いします。」
サンヒョンも、それぞれの車に指示を。

ソンファは、ガンソクに言います。
「たとえサーバーがダウンしていても、あなたは内部監視カメラをつけることができるんじゃないの?」
「それは別システムだから可能だが、どうしてだ?」
「我々は電話をした一人を見落としていたわ。彼を捕まえなくちゃいけない。」
「キャップがその許可を出したのか?」
「そんなにはっきりしたことを、なぜ許可なんか貰わなくちゃいけないの?時間がないのよ。早くやって。」
モニターで、スンヒの姿を確認したソンファは、自ら彼女のところへ向かいます。

作業がうまくいかないガンソクに、ドチョルは、「どうした、無理か?」と。
そして、できるというガンソクに、「どれくらいかかる?」と訊ねます。
「1時間くらい。」とガンソク。
「だめだ、それじゃ遅い!誰かが外と連絡をとったのなら、支援部隊がまもなく到着するはずだ。荷物を詰めて私について来い。」とドチョル。
スンヒを探すソンファに、ドチョルから「制御室へ今すぐ来い。」と指示が。

皆を集めたドチョルは言います。
「我々は今は安全に開けることを諦めなくてはいけない。直接それを開けるんだ。」
「セキュリティシステムは厳重ですから、危険です。」と言うガンソクに、ついて来いとドチョル。
そこへ戻ったソンファとヒョンジュンに、彼はこの場所を警備するよう命じます。
「今がチャンスだ。」とその場を去るヒョンジュン。

テロチームのメンバーは、ヒョンギュの研究室へ。
そこへスンヒが助けにやって来ます。
「救援隊を呼びましたから、もうすぐ彼らが来るはずです。それまでここにいてください。」
とスンヒはヒョンギュに言い、また部屋を出て行きます。

ペク・サンの部屋で指紋を採取するヒョンジュン。
ドチョル達は、目的の場所へ到着します。
ソンファは、彼女の同行を断ったヒョンジュンに
「チャンネル2を付けておくから、必要なら連絡して」と。

できたと言うガンソクの声に、すぐ扉に触れ感電する隊員。
「だから、サーバーを復帰させておかなくちゃいけなかったんだ。」とガンソク。
「いったいそこにあるのは、何なんだ?」とグァンス。
ドチョルはそれには答えず、「続けろ!」と。

スンヒは、廊下を歩くヒョンジュンの姿を見つけます。
再び「できた。」とガンソク。
「確かだな?」とため息をつきながら、グァンスは扉を開けます。
中から取り出した小さな機械を写真に撮り、それを送信するドチョル。
チョリョンは、その写真を確認します。

NSSに到着したサウ。
ロックされた扉に、隊員は、「緊急安全装置が作動して、全ての扉が閉じられています。」と。
「安全装置を不能にしろ。」とサウ。

監視カメラ映像をチェックするソンファに、「支援が必要だ。外部と連絡をとった奴を見つけた。地下3階にいる。私はA1と彼を追跡している。」と連絡が。
モニターで、ヒョンジュンを追い詰めるスンヒを確認したソンファは、現場に急ぎます。
ヒョンジュンは、指紋とパスワードで、部屋の中へ。

入り口のサウ。
隊員は、「このようにシャットダウンした場合は、ここからそれを解除することはできません。」と。
「何としても中に入らなくてはいけないんだ。」とサウ。
「壁を吹き飛ばさないことには、それは不可能です。」と隊員。
サウは、応援が到着するまで待ったほうがという彼らに、「時間がない。吹き飛ばせ!」と。
それでも食い下がる隊員。
「中の状況もわかっていないときに、このような形で中に入ることは、無謀です。」
サウは、隊員を組み伏せ爆破を強制します。

部屋の中で、ファイルをコピーしていたヒョンジュンに、「動くな!」とスンヒ。
ゆっくりと振り向いた彼は、前の前に立つスンヒを見て驚愕します。
「銃を捨てなさい。」とスンヒ。
ヒョンジュンは、スンヒの背後にテロ仲間が来ていることに気づきます。
銃を向けた男に発砲するヒョンジュン。
同時にスンヒもヒョンジュンに向けて銃を撃ちます。
倒れたヒョンジュンにゆっくりと近づき、覆面に手をかけるスンヒ。

第11話に続く!

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