アイリス(IRIS) ・・・・・ momochiの韓流メモ 別館 ブログに戻る

韓国名: 아이리스  英語名:Iris
2009年10月14日~ KBS水・木 21:55~ 全20話
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第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話
※ 投稿動画の英語字幕の翻訳ですので、本来のシナリオとは違います。

アイリス第4話 あらすじ

<前回までのあらすじ>
共に特殊部隊に入隊したヒョンジュンとサウは、兄弟以上の関係である。ヒョンジュンは大学院に行くよう指令を受け、そこで偶然スンヒに出会い人目で恋に落ちるが、彼女が突然消えたことで彼はスランプに陥る。サウは地元の先輩を通してスンヒと出会い、彼もまた彼女に恋をする。そしてある日、ヒョンジュンとサウは正体不明の役人に施設に連れて行かれ、そこで一連の厳しいテストを体験し、さらに集中訓練を受けた後NSSに入る。
彼らが恋に落ちた女性がそこの人間で同じ人物だとは知らず、彼らはNSSの初日に、スンヒと再会する。初めから目的を持って接近したことを彼女から知らされ、彼らは当惑するが彼女への思いは断ち切ることはできなかった。
ヒョンジュンは、衝動的にクールなスンヒにキスをし、その後彼らはNSSで秘密の関係を始める。
ヒョンジュンとサウは、NSSでの最初の任務で成功を収め、ヒョンジュンとスンヒは日本の秋田へ、二人だけの旅行に出かける。サウは、北朝鮮の原子物理学者ハン・ソンギョンを安全に連れ出す任務に就くが…。

<第4話>
ハン・ソンギョンを乗せた車は飛行場へ向かいますが、ビッグの銃口が彼らを。
同乗していた諜報部員全員を射殺したビッグは、拳銃を手に車に近づきます。
「お、お前は誰だ?」とホン・スンリョン。
「何だかわかるだろう?それを寄越すんだ。」とビッグは彼に言います。
「なぜこんなことをしているんだ?いったい何を聞いているんだ?」
スンリョンに向け銃を発射するビッグ。

ビッグは報告をします。
「ミスター・ブラック!ハン博士は始末しましたが、彼はあれを持っていませんでした。彼らが取ったのだと思います。引き続き連絡を。」

ロザリオを取り出すヒョンジュン。「「何だそれは?」と訊ねるサウ。
ヒョンジュンは、「なんでもない。」と慌ててロザリオを隠します。

ペク・サンから報告を聞く大統領。
「失敗したとはどういうことだ?」
「ハン・スンギョンと彼を連れ帰ろうとした我々の3人の諜報部員は、全員殺されました。」
「それは北の仕業か?」
「それはまだ調査中です。」とペク・サン。スジンは、
「我々がハン・ソンギョンを連れ込もうとしていたことを、北朝鮮が知っている可能性は?」
「現時点では、それについて何の兆候もありません。」
「北側の核兵器開発の状態を知る好機を逃したのは残念だ。これ以上問題がないようにしなさい。」とミョンホ。

NSSに戻ったペク・サンは、サンヒョンにスンヒの居場所を訊ねます。
「ヒョンジュンとサウと一緒に、我々の連絡を待っています。連絡しましょうか?」
「その必要はない。」

スンヒは、サウ、ヒョンジュンと一緒に食事を。
「何という食べ物だったっけ?」と言うヒョンジュンに、「グーラッシュよ。」とスンヒ。
「美味しい?」とヒョンジュンが訊ねると、スンヒは「ええ、あなたも試してみる?」と。
返事をしない彼らに、スンヒは「なんて無教養なのかしら。」
「おい、お前は彼女の味覚を正さないといけないんじゃないか?」とサウ。
「もし俺が彼女の味覚に慣れなきゃいけないなら、俺は諦めるよ。」
スンヒは、もうひとつグーラッシュを注文し、「あなたの分よ!」とヒョンジュンに。
彼は慌てて「いいえいりません。彼女はちょっとふざけただけなんです。」と断ります。

そのときヒョンジュンの携帯に電話が。
「任務だ。詳細は、約束の場所で知らされるようだ。」とヒョンジュン。

指示された場所に行くヒョンジュン。そこにNSS副局長のペク・サンが現れます。
「何を驚いているんだ?」とペク・サン。
「あなたがご自分でここに来ることは聞いていなかったものですから。」とヒョンジュン。
「ハン・スンギョンが死んだ。我々のチームも全員始末された。現在までに把握された状況から、我々は北朝鮮の復讐によるものだと推測している。」
そしてペク・サンは、ヒョンジュンを散歩に誘い、話しを続けます。
「君も恐らく聞いたことがあるだろうが、1989年、当時は共産主義の国家だったハンガリーは、一時的に国境を開放し、数千人もの東ドイツ人を西ドイツに避難させた。その後東ベルリンの壁は崩壊し、それが冷戦の終結となった。お前に単独の任務がある。。もしお前がその任務に成功したら、ハンガリーがドイツに統一をもたらしたように、お前は二つの韓国の統一に大きな衝撃を与えるはずだ。」

ヒョンジュンを待つ間、サウはスンヒに訪ねます。
「ちょっと聞いてもいい?いつヒョンジュンと親しくなり始めたんです?俺は全然気づかなかったけど。」
「初めて会ったときから何かがあったんだと思うわ。そして本当に親しくなったのは、ヒョンジュンがNSSに入った時。私達は副局長の家に行き、その夜…。」
そこへ戻ったヒョンジュンが、「その夜俺達は、初めてキスをした。」と続けます。

「どんな任務だったの?」と彼に訊ねるスンヒ。
「俺の単独の任務だ。」と応えるヒョンジュン。サウは「俺達はどうするんだ?」
「彼らは、お前達にはただ休暇を楽しんで欲しいそうだ。俺は、スンヒと過ごす時間があまりないから・・・。」
そう言って、お前は忙しいんだろうとサウに目で合図を送るヒョンジュン。
「わかったよ、こいつめ!」とサウは、笑ってカフェを出て行きます。

スンヒはもう一度「あなた一人って、どんな種類の任務なの?」
「たいしたことじゃない。」と言葉を濁すヒョンジュン。

町中へ散歩に出かけた二人は、タロットカードの占い師に声をかけられます。
「結構よ。」と言うスンヒに、「いや、やってみよう!」とヒョンジュン。
「いやよ。もし悪い結果が出たら、嫌な気持ちになるだけでしょう。」
「それを信じる必要はないんだ。とにかくやってみよう。」

カードを2枚引くヒョンジュン。その1枚を見た占い師は、
「運命の歯車は、完璧な位置にあります。あなたはその運命を避けることはできません。」
「彼女は、俺達の出会いは運命だったと言っているぞ。」とヒョンジュン。
そして彼は、もう1枚のカードを見ようとする占い師の手を止め、
「もういい。俺はもう聞きたいことは聞いたから。」と金を払いそのまま行ってしまいます。
そのカードを見て不吉な表情を浮かべる占い師。

サウは、一人バーで酒を飲みながら、昼間のヒョンジュン達との会話を思い出します。
「私達が本当に親しくなったのは、ヒョンジュンがNSSに入ってからよ。副局長のお宅に行った日に。」
「俺達は始めてのキスをしたんだ。」
そして初めてスンヒを見たときのことも。

ホテルの部屋の前で、「明日は早いの?」とスンヒ。そして「あなたは1日中緊張していたわ。」と。
「緊張していたってどういうことだ?心配するな。俺はすぐ戻ってくるから。」
「無事に帰ってくるのよ。」
おやすみと背を向けるヒョンジュンに、抱きついてキスをするスンヒ。

眠れない夜を過ごすヒョンジュン。
サウは、そんな彼に「どんな任務だ?」と訊ねます。
「EXだ。(暗殺)」とヒョンジュン。
「標的は誰だ?」
それには答えず、「副局長がハンガリーに来ている。気になるなら彼に聞け。」とヒョンジュン。
そして重苦しい雰囲気を破るように彼は言います。
「サウ、万が一俺に何か起きたら…。」
「そんなくだらないことを言うな。お前は今日おかしいくらい緊張しているぞ。なぜだ?」
「今日はその言葉を何度も聞いた。緊張?俺が?そうじゃない…。コーヒーでも入れてくれ。」
シャワーを浴びるとバスルームに入るヒョンジュン。

ヒョンジュンは、一人ベンチに座り、ペク・サンとの会話を思い出します。
「暗殺の対象は誰なのですか?」とヒョンジュン。
「ヨン・ソンチョルだ。」
「あの北朝鮮の人民委員会の委員長のことですか?」
「そうだ。」とペク・サン。
「こんな質問をしていいのかどうかわかりませんが、理由はなんですか?」
「ICBM(大陸間弾道ミサイル)だ。北朝鮮は、驚くべき速さでミサイル発射装置を開発していた。彼らは、直接アメリカを攻撃できるミサイルもほぼ完成させているのだ。彼らの最新のプロジェクトは、核弾頭のサイズを小さくすることだ。その問題を解決するために、ヨン・ソンチョルはここハンガリーで、USSRの元高官との密談を予定している。我々は、北朝鮮が核会合のメンバーになるのを、ただ黙って見ているわけにはいかないのだ。」

<ブタペスト ハンガリー>
任務のための部屋に移動したヒョンジュンは、準備を始めます。
北側の護衛部チーム長のチョリョンも対策本部で警備の準備を。
工作員のキム・ソナは、チョリンに状況を報告します
「私を含め20名の工作員が今ブタペストに来ています。NBHと地元の警察も我々に協力してくれています。さらに15名の特別工作員が、平壌発の飛行機で到着する予定です。」
「今から、セキュリティレベルを、レベル1に引き上げる。暗殺の企ての可能性があるとの情報がある。」とチョリョン。

観光客を装って目的の場所付近を調べるヒョンジュン。

サウのところにやって来たスンヒは、「さてどうしましょうか?」と。
「まず、副局長に会いに行く必要がある。彼が来ているとヒョンジュンから聞いた。」
「それじゃあ、ヒョンジュンの単独任務は、副局長自ら?」とスンヒは訝しげに言います。

ヒョンジュンは、任務実行の場となる建物に入り上から中庭を見下ろします。
そこへチョリョンとソナが。
「2時間おきに、中庭周辺の状況を報告しろ。狙撃者の配置はどうなっている?」
「両側から三角地点を見渡せる場所に、配置してあります。」
チョリョンと目が合いそうになり、慌てて陰に隠れるヒョンジュン。
チョリョンは、彼のいた建物を指差し、「あそこは?」と訊ねます。
「建物のあの部分は、封鎖する予定です。」

建物中に入るチョリョンとソナ。
「彼らの名前と背景の情報は?」とチョリョン。
「確認します。過去15日間に訪れた人物のチェックもしました。」
「韓国の諜報部員が、アメリカの諜報部員と衛星を使って交信しているかどうかもチェックしろ。」
ヒョンジュンが調べていたバルコニーに来たチョリョンは、
「ここにも狙撃手を配置しろ。」

ヒョンジュンは、部屋に戻りカメラの映像をチェックします。
そしてペク・サンに電話を。
「ハンガリーの機動部隊まで動員されています。彼らはセキュリティを強化したようです。北朝鮮の工作員も周辺に配置されていました。」
スンヒ達と会っていたペク・サンは、「わかった。またこちらから連絡する。」と電話を切ります。
「何かありましたか?」とサウ。「なんでもない。」とペク・サン。
「TK-1の単独任務とはなんですか?私達の支援が必要ですか?副局長!」とスンヒは訊ねます。
「とにかくちょっと待て。これを休暇と考えて、ゆっくりしていなさい。」

ペク・サンは、ヒョンジュンに電話をします。
「君の作戦に、何の変更もない。ただそれを遂行するんだ。」
「わかりました。」とヒョンジュン。

スンヒはサウに言います。
「何か変じゃなかった?私達は、何の任務なのかもわからず、もう2日間もただ待たされているのよ。あなたは、ヒョンジュンの任務について何か知ってる?」
「心配するな。彼はきっとうまくそれをやり遂げるよ。」
そこへ先日のタロットの占い師が声をかけてきます。
「あなた、新しいボーイフレンドを捕まえたの?」
いいえと立ち去ろうとするスンヒに、彼女は言います。
「待って。2枚目のカードを置いていったでしょう。最も致命的な塔、完璧なポジション?。何か恐ろしいことが起こるわ。」
何でもないわとサウに言いながら、渡されたカードを見つめるスンヒ。
そこには、崩れ落ちる塔が描かれています。

カフェのテラス席に座るヒョンジュン。
同じ店の少し離れた席にチョリョン、そしてソナがやってきます。
飲み物を注文し、彼らの様子をこっそり窺います。
パンを食べながら、ソナに話をするチョリョン。
「ChorniChlebというのを聞いたことがあるか?ロシアの黒パンのことだ。私は22歳のとき、モスクワに勉強に行った。そこで1ヶ月間、硬くて味のないそのパンを食べて過ごしたんだ。」

「厳しいモスクワの冬の夜の間、私は暖房のない部屋で震えながら過ごした。当時、私は北と南の再統一が目前に来ていると考えていた。そして私は耐えた。」
そのときヒョンジュンは、店の前にいた女の子に向かってトラックが走ってくるのを目にします。
急ブレーキをかける車。
無事だった女の子は、先の路地を曲がろうとしているヒョンジュンを指差します。

任務当日、ヨン・ソンチョルのやって来る会場へ向かうヒョンジュン。
会場には、歓迎式に参加する人々と大勢の警官、そして工作員達。
ヒョンジュンは、工作員の狙撃手を装い、建物に紛れ込みます。
そこにソンチョルを乗せた車が到着。
チョリョンは、狙撃手達に最終確認をします。そのとき、狙いをつけるヒョンジュンを見つけたチョリョンは、「B5。状況を報告しろ。」と。
B5に場所にいたヒョンジュンは、「準備完了!」と答えます。
異変に気づくチョリョン。
彼は、他の工作員に「全員現在の位置を動かず、B5を監視しろ。」と。
そして自分は、ヒョンジュンのいるバルコニーに向かいます。

車から降りるソンチョルを狙うヒョンジュン。
引き金を引こうとした彼は、ソンチョルが抱き上げた女の子を見て、一瞬手を止めます。
彼のところへ急ぐチョリョンは、倒れている工作員を見て「緊急事態!委員長を守れ!」と。
ソナがソンチョルを庇おうとした瞬間、ヒョンジュンは引き金を放します。
彼が息を引き取ったことを確認し逃げるヒョンジュン。全員で彼を追う工作員達。
建物の外に出たヒョンジュンは、チョリョンに見つかりわき腹を撃たれます。

傷を庇いながら必死で逃げるヒョンジュンは、地下鉄で隠れ家に向かいます。
寸前で彼を逃したチョリンは、無線で3キロ以内の地下鉄の駅を封鎖するよう指示をし、
ソナに、「警察に連絡して、緊急の捜査を頼むんだ。」と。

地下鉄を降りたヒョンジュンは、自転車の男とぶつかりそうに。
彼の様子を不審に思った男は、警察官にそのことを話します。「あそこに血を流した男がいる。」
呼び止める警察官を無視して、隠れ家に戻るヒョンジュン。

彼はすぐにペク・サンに電話をします。
「任務完了。今隠れ家にいます。撃たれて傷を負いましたので、支援なしに逃げるのは困難です。応援チームが必要です。」
「何を言っているんだ。もし他の諜報部員を送ったら、君の正体がばれるということがわからないのか?」とペク・サン。
「わかっています。ですが、今すぐここから逃げることは私には不可能です。」
「私が君に言えるのは、諜報部員として自分の任務を全うしろということだけだ。」とペク・サン。
「副局長。私は生きて戻らなきゃいけない理由があるんです。どうか助けてください!」
ペク・サンはそれには答えず電話を切ってしまいます。
自分で傷の手当をするヒョンジュン。

サウはペク・サンに呼び出されます。
「TK-1は、任務中に負傷した。もし彼が捕まれば、我々は大変なことになる。」

ヒョンジュンの隠れ家を見張る警官のところに、彼の手配写真が。
そしてパトカーも次々にやって来ます。
「彼はこの建物のどこかに隠れているようだ。」と警官。

遠のく意識の中で、スンヒとの旅行のことを思い出すヒョンジュン。
田沢湖の畔で、スンヒは話します。
「彼らは、この像には悲しい言い伝えがあると言ってたわ。タツコという美しい女性がここに住んでいた。不思議な水を飲み魔法にかかった彼女は、この湖の守護龍となった。タロウもタツコのように、十和田湖の守護龍となった。こうして別れ別れになった恋人は、冬が来るとこの湖で会って愛を交換したとか。彼らの永遠の愛のために、どんなに寒くてもこの湖は凍らないんですって。」
「ただお互いを愛したいだけだった二人だが、彼らは別々の場所で怪物になったというのか。」
「怪物?そうね。怪物、なんだかより悲しくなるわ。」
「何が?」とヒョンジュン。

「私達の仕事。もし私達がこんなことを続けたら、二人ともいつか怪物になってしまうような気がするの。」
「俺達は辞めるべきか?」
「そうしたくても、今はできないわ。」

スンヒは、バルトン湖にペク・サンを訪ねます。彼女に酒を勧めるペク・サン。スンヒは、
「TK1とTK2は今どこにいるんですか?私に話してください。副局長!」
「君は明日一番の飛行機で韓国に戻るんだ。これは、命令だ。」とペク・サン。

深夜電話を受けた大統領ミョンホは、「今すぐ全員集めなさい。」と。
次々に官邸に集まる高官達。
信憑性を訊ねるミョンホに、チョン秘書室長は答えます。
「この報告書は、ハンガリーのメディアの見出しと目撃者の証言に基づいています。我々は、事件は実際に起きたという結論に達しました。」
高官達は意見を。
「この暗殺に関する彼らの言い分が、北朝鮮の軍事目的を変えるためだというのはわかるが、韓国政府の関与の噂は、馬鹿げている。」
「それでは、彼らは我々の側が暗殺を命じたと言っているのですか?」
秘書室長は答えます。
「北と南の緊張を続けたい保守派によって計画されたと言っています。この情報は信頼できる筋から来ており、我々は総力をあげてそれを確認している最中です。」
ペク・サンの居場所を訊ねるミョンホ。そして彼は言います。
「我々は、現在の状況をはっきりと理解することが必要だ。そうすれば、封止策も出てこよう。メディアにこれが漏れる前に、詳細を全て知らなければならない。」

NSS本部。
「イム・リョンとアン・ジェボム?はウクライナか?彼らにすぐブタペストに行って、警察と軍の動きを報告するように言え。」と部下に命じるサンヒョン。
そして彼は、ミジョンに何をしているのかと訊ねます。
「アメリカと日本の諜報部に情報集めに協力するよう要求しています。」
「ブタペストに個人的なサイトを持つものや、ブロガーから全ての情報を集めるんだ。」

ヒョンジュンの隠れ家を包囲する警察とチョリョン達。
チョリョンは、ソナに状況を訊ねます。
「204号室の住人の正体が確認できません。2階ではその部屋だけ占有されています。」
バックアップの体制を確認したチョリョンは、「行動開始。」と。
彼らは次々に建物の中に入って行きます。

何かの気配に目を覚ま巣ヒョンジュンは、銃を構え立ち上がります。
そこへサウが。
安心したヒョンジュンは、銃を置き急いで出発の準備を始めます。
「状況はよくない。話は後にして、ここから出よう。俺達がホン・スンリョンを解放した飛行場へ行けば、逃げられるはずだ。」
そこで、自分に銃を向けるサウに気づくヒョンジュン。
サウはこう言います。
「すまない。これは命令なんだ。」

第5話に続く!

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