アイリス(IRIS) ・・・・・ momochiの韓流メモ 別館 ブログに戻る

韓国名: 아이리스  英語名:Iris
2009年10月14日~ KBS水・木 21:55~ 全20話
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第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話
※ 投稿動画の英語字幕の翻訳ですので、本来のシナリオとは違います。

アイリス第2話 あらすじ

尋問室で暴れるヒョンジュン。
「そのままにしておけ!」と言うペク・サンに、サンヒョンは、
「彼の精神状態は正常ではありませんから、危険です。」
看守を倒し、部屋の外に出て行くヒョンジュン。ペク・サンは「テストの結果を見せてくれ。」と。
ヒョンジュンは、サウの部屋に辿り着きます。「しっかりしろ!」とサウを抱え、建物の出口を探すヒョンジュン。そこに男が現れ、二人は別の部屋へと連れて行かれます。
二人の前に現れるペク・サンは「NSSへようこそ!」と。
「ここはどこだ?」とヒョンジュン。
「ここはNSS,、国家安全局だ。国を脅かす敵を倒す国家の平和のための機関だ。お前達が以前所属していたところ?と違うわけではない。唯一の違いは、NSSの存在は知られていないということだけだ。」
「どうして俺達にこんなことをするのです?」とヒョンジュン。
「短い時間だったがお前達の苦しみが相当なものだったことはわかっている。それを、NSSへの通過の儀式だと考えてくれ。政府がお前達を選んだわけだが、お前達には断る権利がある。もしお前達が諦めたいなら、今すぐ戻ることもできるんだ。」
別室でペク・サンの話を聞くサンヒョンとスンヒ。
「NSSはお前達二人を長い間追い続けてきた。我々は、お前達が諜報部員となる資質があるという結論に達し、お前達は最終テストに合格したのだ。お前達が諜報部員になると今決心すれば、6ヶ月の特別訓練を受けることになる。よく考えて結論を出してくれ。」

こうして二人は諜報部員の道を選択します。
緊張した面持ちのヒョンジュンとサウに男が言います。
「目つきをもっとリラックスさせろ。ここはソウルのど真ん中だ。」
NSS本部に案内された二人の前に現れるサンヒョンとスンヒ。
「私はNSSの部長パク・サンヒョンだ。まず最初に、私は君達をNSS諜報部員として歓迎する。」
サンヒョンは、ファン・テソン、ヤン・ミジョンを紹介します。
「ヤン・ミジョンは、韓国で最も高い技術を持つコンピュータハッカーだ。君達もコンピュータのことで彼女の世話になるだろう。ファン・テソンは、君達が任務を遂行するために必要なものをすべて用意してくれることになっている。二人はもう下がっていい。」
そしてスンヒの紹介を。
「こっちが、チームリーダーのチェ・スンヒ。彼女は、プロファイリングのエキスパートだ。君達は、ここの環境に慣れるまで彼女の助けが大いに必要だろう。さらに、君達がプロファイリングに必要な技術を彼女が教育してくれる。私は先に失礼するが、よく承知しておいてくれ。」
サンヒョンを物陰に呼びつけたサウは、彼に掴み掛かりこう言います。
「あなたは最初からこれを計画していたのですか?これが私に近づいてきた理由ですかと聞いているんだ?」
「サウ。君が今していることは、全部見られているぞ。NSSの中には、お前がカメラから隠れることのできる場所は、どこにもないんだ。お前の言うとおりだ。私は君を採用したかったから、連絡を取ったんだ。私が身分を明かせなかった理由も、今はわかっただろう?」

それでも詰め寄るサウ。
「でもどうしてこんなふうに私を騙したしたんです?あの部屋で死ぬかと思ったんですよ。」
「私も同じ道を通ってきたんだ。お前の苦しみはわかっている。また一緒に飲もう、な?」

スンヒを見つめるヒョンジュン。彼は言います。
「講義のクラスに登録した理由は、俺が最初から君のターゲットだったということか?」
「そうよ。私がキム・ヒョンジュンをプロファイルするために、それは必要なことだったわ。」
「君は女優になるべきだ。俺が君のマネージャーになってやる。」とヒョンジュン。
「状況によっては、いつかあなたも俳優にならなくちゃいけないかもしれないわよ。私の演技はどうだった?」
「今ここで、冗談を言っているのか?」
戻ってきたサウ。二人を前に、スンヒは説明を始めます。
「あなた方は、訓練の課題の一部として、NSSの規則を既に経験してきたはず。我々は、いつ状況が変わるかわからないから、常に緊急事態を考えていなければいけません。それとパクチーフ長の言っていたプロファイリングの訓練だけど、私にはそれをするだけの時間の余裕がありません。状況に応じて、私は基本に基づいたプロファイリングの話し合いをするつもりです。何か質問は?それでは、副局長に会いに行きましょう。」
外に出たスンヒは、サウに言います。
「辛かったでしょう?サンヒョン先輩と私は、あのとき私達の正体を明かせなかったの。ごめんなさいね。」
「いや、だいじょうぶです。全て理解しましたから。」
そこへ現れたヒョンジュンは、「彼女は何と言ったんだ?」
たいしたことじゃないと歩きはじめるソウ。三人は、ペク・サンの自宅へ向かいます。

「よく来た。お前達、ずいぶん苦しんだだろう?今日は一緒に昼飯を食べよう。」
食後のお茶を入れるペク・サンの妻にお礼を言う部員達。ペク・サンは妻に訊ねます。
「今日来たのは、我々の新しい仲間だ。どう思うかね?彼らは勤勉そうに見えるだろう?」
「仕事のことはわかりませんが、お二人ともとってもハンサムですわ。スンヒさんもお綺麗だし。あなたの会社は、きれいな人だけ雇っているに違いないわ。」
「それは私が見た目のいいやつだけ連れてきたからだ。普通なやつも他にたくさんいる。」

ヒョンジュン達はバーへ。彼はサンヒョンに訊ねます。
「だいたい我々の最初の任務はいつごろ始まるのですか?」
「なんだ、落ち着かないか?まぁちょっと待て。まもなくだから。」

携帯が鳴り席をはずすスンヒ。サウは、サンヒョンに
「副局長の奥さんは、彼が何をしているのかまったく知らないようですね。」
「だから恐ろしいんだ。私はまだほんの数年だが、家族にそれを秘密にし続けるのは簡単じゃない。副局長は、30年以上も秘密を保っているんだ。誰にも真似できないことだよ。それを考えると、彼はすごい人だ。彼の名前は副局長かもしれんが、実際には彼がNSSの隠れた大黒柱だ。一方、チーフ長なんてものは、いつも変わっている。」

外で電話をしているスンヒのところに、ヒョンジュンが。
「君は、俺のプロファイルを作ったと言ったな。それなら、君は俺のことについていろいろと見つけ出したはずだ。それは何だ?」
「言えないわ。」とスンヒ。
「もし俺を侮辱したなら、このチャンスに君は誤るべきじゃないのか?君のその気性は・・・。」
「言葉に気をつけて。私はあなたのボスよ。私は謝らなきゃいけないようなことは、何一つしなかった。あなたが、プロファイルの中身がそれほど気になるなら、話してあげるわ。あなたは、逞しさを持っているように振舞っているけど、それは過去の傷や暗い記憶を隠すためだわ。そしてあなたは私を好き。一目で恋に落ちたのよ。でもどうするつもりなの?我々の会社は、従業員同士の関係を禁止しているのよ。たとえ彼らが許したとしても、キム・ヒョンジュンは、私のタイプじゃない。あなたの過去の傷が、どういうものか私は知らないけど、それを隠すために、マッチョなふりをする男。私はそういう男にはうんざりなの。もう一度言っておくわ。私があなたの上司だということを覚えておいて。もしまたこんなふうに話をしたら・・・。」
ヒョンジュンは、いきなり彼女にキスをします。

翌日、ヒョンジュンを呼び出すスンヒ。
「周囲を心配する必要はないわ。ここはNSSのCCTVが設置されていない場所だから。」
「何か特別に言いたいことがあったのでは?」とヒョンジュン。
「キム・ヒョンジュン。私が簡単な女に見えるの?でなければ、NSSの職業というものが、あなたには冗談に思えるの?私はあなたの上司で、NSSは従業員の個人的な感情を禁じている。それをしっかりと頭に入れておいてちょうだい。」

そう言って立ち去ろうとするスンヒにヒョンジュンは言います。
「ちょっと待ってください、チーム長。あなたはなぜ私がNSSに加わったか知っていますか?本当は、NSSについて自分もまだよくわからない。それは前も同じだった。何が自分の命の危険を冒してまで、自分を危険な任務に就かせるのか。愛国心でもなんでもない。俺はただ、人生で初めてのことだから何か面白そうだと感じただけだ。我々の尊敬に値する道を見つけた後、これは自分の運命だったに違いない、それが俺の感じたことだ。そんな人間がNSSを選んだ理由は、それがなにか危険で複雑な仕事だと単純に思ったからだなんだ。もし俺が自分の命をかけるけるなら、自分にとって楽しく充実している何かをして残りの人生を生きていけたらと思ったんだ。俺には、みんなが持っていなくちゃいけない忠誠心や愛国心はないかももしれないが、一度こうと決めたら俺は最後までそこにとどまる。教室で初めて君を見た瞬間から、俺は一度だって君を簡単な女だなんて思ったことはない。」

「これは嘘じゃない。」
そう言って仕事に戻るヒョンジュン。
スンヒは、家で彼のことを思い出します。

ヒョンジュン達のNSSでの日々は続き、ある日スンヒは彼らを検死室へ連れて行きます。
「ここは政府ですら調べられない死体を検査するところよ。」
その瞬間、白い布を被せられた死体が起き上がり「うるさくて寝ていられない!」と。
「この方は、犯罪学のチーフのオ・ヒョンギュ氏。」とスンヒ。
「こいつらは新人か?」と言い、二人をじっと見つめるヒョンギュは、
「怪物と闘う人間は、闘いの間に自分自身が怪物にならないようにしなければならない。君達はまだかなり若い。だからそれを心にとめておくように。もう行きなさい。私はもう少し寝ることにするから。」
外に出たソウは、笑いながらこう言います。
「ここはおかしな住人と患者でいっぱいだ。この組織はどう成り立っているんだろう。」

スンヒは、「どういうことですか?」とヒョンギュに訊ねます。
「私は、キム・ヒョンジュンのポートフォリオを見た。彼は怪物に変わる能力を持っている。」
「そんな、彼はそんなタイプの人間じゃありません。彼は荒々しさを装っていますが、実際は本当に繊細なんです。」とスンヒ。
「今何と言った?お前はもうあいつに落とされたのか?」
「とんでもありませんよ。チーフったら・・・。」

家でバタバタと出かける準備をするヒョンジュンに「どこへ行くんだ?」とサウ。
「ちょっとその辺に。お前はどうするんだ?」
「俺は、のんびりと休養するつもりだ。」とサウ。
ヒョンジュンは、「することがないなら掃除と洗濯でもしていろ。」と出て行きます。
彼が出て行った後、慌てて着替えをするサウ。

ヒョンジュンのために食事の用意をしていたスンヒの家にサウが。
驚くスンヒに、サウは言います。
「あの、プロファイリングについて何か質問があれば、いつでも聞いていいとあなたが言ったので。」
そのとき同時に二人に電話が。
「機関から呼び出しです。」とサウ。

本部に行った彼らは、サンヒョンから説明を受けます。
「山本タカシ。彼はNSSだけでなく日本の諜報機関にも手配されていた男だ。彼は明日11:35にインチョン空港に到着する。」
「我々には正確な生年月日の記録がありません。おそらく45歳であろうと推測します。彼は日本人ですが、シリアで事業も事業を行っています。最新のテロ事件の記録としては、彼は1999年の沖縄とアメリカの会議のとき、アメリカに対し攻撃を仕掛けました。」とミジョン。
「彼がそんな危険な人物なら、我々は彼が入国したときに空港で彼を捕まえることができるでしょう。」と言うサウに、サンヒョンは、
「そんなに単純じゃない。我々は彼がここにやって来る理由を知る必要がある。もし彼がテロを計画したら、それは彼の仲間が既に国内に潜入していることを意味する。これは、我々の新しい諜報部員、キム・ヒョンジュンとチン・サウにとって最初の公の仕事だ。お前達二人は、彼らの仲間、居場所、地位、可能な限りを調べ上げろ。ミジョンとテソンは後方から支援しろ。」

翌日空港から山本を尾行するヒョンジュンとサウ。
スンヒは、本部でテソンから呼び止められます。
「じゃーん!贈り物です。これは、前にエンジニアチームが持ってきたデバイスで、追跡装置です。現在地を知らせてくれる、優れものですよ。」

カジノホテルに入り、ギャンブルをする山本を見張る二人。
ヒョンジュンは、山本と一緒に賭けをしているスンヒを見て驚きます。
勝ち続ける山本に声をかけるスンヒ。
「素晴らしいですね。あなたはきっとプロでしょう?」
親しく話しかけるスンヒを、山本は部屋に誘います。
「上でシャンパンでもいかがですか?行きましょう。」と。
ヒョンジュンを見て微笑みながら、彼のあとについていくスンヒ。
彼らの様子をモニターで見るサウは「彼女は何をするつもりなんだ?」と。
キスを迫る山本に「先にシャワーを浴びさせて。」とスンヒ。
一緒にどうだと言う山本を先にバスルームに行かせたスンヒは、彼の携帯に細工をするとそのまま部屋を出て行きます。
エレベータの前のヒョンジュンにスンヒは言います。
「彼の携帯に追跡装置をセットしたわ。明日会う約束もした。だから、あなた達二人は私を尾行すればいいわ。」
驚いたと言う彼に「私は演じるべきだと言ったでしょう。それじゃぁ明日!」とスンヒ。

翌日山本に会いに出かけた彼女は、彼と買い物に。
そして彼の行動を逐一ヒョンジュン達に報告します。
「彼は今電話中よ。彼はターゲットについての情報を話すかもしれないから、電話の内容をチェックして。」

店を出た山本は、「お前は誰だ?」とスンヒを問い詰め、彼女の通信機器を取り上げます。
慌ててスンヒのところに走り出すヒョンジュンとサウ。
倒れたスンヒを抱き起こすヒョンジュン達に「早く行って!」とスンヒ。
山本を見失ったサウは「緊急事態。衛星地図をチェックしてくれ。私の現在地は、W345、E234.Jongruに向かっている。」
「グリッド354W234にズームインしてくれ。」とテソン。
モニターを見つめる本部の部員達。ミジョンとテソンが指示を出します。
「ターゲット発見!ターゲットは、Saengwaビルに向かって移動しています。あなたから25メートル先の5番目のコーナーです。店の地下まで階段を降りてください。」
「ターゲットは1階のドアに向かって移動しています。」
「ターゲットは裏口から出て行きました。路地を北に向かっています。」
「彼を見失いました。彼の居場所がわかり次第すぐに知らせます。」
「全ての通信可能なCCTVカメラの映像をシステムに繋ぐんだ。そしてTK’1の現在地をチェックしろ。」とサンヒョン。
「TK‘1の現在地は?」
「イテオンの座標4079だ。」とヒョンジュン。
「彼をまた捕えました。TK’1、7方向を追ってください。ターゲットはビルの入り口です。」
「彼は歩道を走っている。お前との距離は50メートルだ。今度は彼を逃がすな。」
「ターゲットがCCTVのスクリーンに映りました。」
「ターゲットはレストランに入りました。」

バイクに乗って逃げる山本。サンヒョンは言います。
「交通をチェックしろ。タケシの逃げ道の可能性を調べるんだ。」
サウと車で追跡するヒョンジュン。
「彼は・・・に移動しています。」
「100メートル先に工事箇所があります。だから彼がそこを通るときがチャンスです。彼は、バイクを置いて、東に移動しています。11ブロック先です。」
車を降りて、山本を追いかけるヒョンジュンとサウ。
「Sung-Su駅に入ります。」
駅のホームで山本を探す二人は、電車に乗り込む彼を見つけます。
ヒョンジュンは、慌てて彼のあとを追いますが、山本は既に床に倒れて。
ホームを歩くチョリン。

山本の検死をするヒョンギュ。
「弾は正確に小脳と第一頚椎の中を貫通していた。回転しながら頭蓋骨に入る弾は、後頭部に大きなダメージを与え、脳の他の部分を破壊するんだ。見てみたいか?相当腕の立つプロの仕業だ。」

サンヒョンはペク・サンに報告します。
「タカシは、彼の共犯者に会おうとしていたようです。ですが、共犯者は我々がタカシを追っていることに気づき、彼を殺して消えたのです。」
「我々は彼に共犯者がいたことがわかった。つまり、彼らはテロのためにここに来たのだ。可能性のあるテロリストを調べたか?」
「まだそこまではできていません。」
「問題が起きる前に、急いで片付けるんだ。」

そして、すぐにミーティングが開かれます。
「タカシが到着した後、彼の動き、彼の持ち物、彼の過去の行動まで全て調べましたが、テロ行動の彼らのターゲットを発見できませんでした。」とスンヒ。サンヒョンは、
「彼らのターゲットになる可能性があるのは、まず大統領、二番目がアフリカ大使、三番目が訪問中の日本の観光省長官です。我々は、青瓦台とアメリカ大使館の警護部に危険の可能性があることを知らせました。」
男(局長?)は言います。
「我々はターゲットがあることはわかっているが、ただ可能性を考えるだけでは不十分だ。」

ヒョンジュンは恐る恐る自分の意見を話します。
「私の考えでは、彼らのターゲットはこれからの選挙の候補者の中にいる可能性があります。」
「その根拠は?」
「それは・・・。根拠はありませんが、タカシを追っていてそう感じました。」
「こんなときに何を言っているんだ?君の直感だけに頼って防止策を講じろと言うのか?」
「ただまだその可能性を広げて・・・。」とヒョンジュン。
「既にもう十分込み入ってしまっているのに、君はまだそんなくだらないことを。君達二人は、捜査から離れて、後ろで見ていなさい。」
そこでスンヒが助け舟を。
「現場の諜報部員の感は、ときどき研究室の分析者よりも鋭いことがあります。それに、この二人を捜査から外すかどうかは、チームリーダーである私が決めることです。」
「チェ・スンヒ、どうしたんだ?今後、君達三人は現場から離れろ。」とサンヒョン。

会議が終わり、ヒョンジュンはスンヒに言います。
「本当に捜査から外れるつもりなのか?」
何も答えず部屋を出て行くスンヒ。サウは、
「彼らは、ほんの一瞬で俺達を馬鹿者に仕立て上げたな。」
ヒョンジュンは、テソンのところに行き、こう言います。
「大統領選挙のキャンペーンのスケジュールを探せるか?急いで俺のために見つけてくれ!」
予定表を見つめるヒョンジュン。その中に「13:00~16:00、チョ・ミュンホ代表、Chunggaeshunプラザ。」の文字を見つけた彼は、山本がそこをチェックしていたことを思い出します。
すぐにサウを連れて出かけるヒョンジュン。

大勢の群集が集まる広場で、「なぜここへ?」とサウ。ヒョンジュンは、
「ただここへくると感じたんだ。お前は場所をチェックしろ。俺はターゲットのほうに行く。」
ちょっと待てとミジョンに電話をするサウ。彼女は、
「できません。我々は事前に任務のための許可をもらいましたが、それはその中に入っていません。そんなことをしたら、私がトラブルに巻き込まれます。」
「それはわかってるんだ。とにかくやってくれ!」

ミジョンは、スンヒのところに行き、事情を話します。
「心配いらないわ。私が責任を持つから。」とスンヒ。
彼女の指示で、モニターを操作するミジョン。二人は銃を準備するテロリストを発見します。
すぐにヒョンジュン達に連絡をするスンヒ。
「TK1、TK2、コードEX。2YOの位置は、Horyungビルの屋上。」
会場には、チョ・ミンホ候補が現れます。
屋上に駆け上がったサウは、男を射殺「暗殺者は殺しました。TK2任務完了。」と。
「他にもスナイパーがいるはずよ。TK1、TK2、現在の位置を保持し、次の攻撃に備えよ。」
スンヒの指令で、周囲を見回すヒョンジュンは、次の狙撃者を発見します。
「サウ、4階建てのビルの2階だ!」

サウはライフルを構え、スナイパーを仕留めます。
チョ・ミンホ候補をかばうヒョンジュン。

殺し屋ビッグのところに暗殺現場の映像を届けた男は「ミスターブラックからです。」と彼に電話を取り次ぎます。「わかりました。これからそちらに向かいます。」とビック。

ヒョンジュン達は、打ち上げを。サンヒョンは言います。
「いやぁ、これはなんだか逆手打ち?のようだったが、だから何だ?俺達はやり遂げた。キム・ヒョンジュン、チン・サウ!今日は俺が奢るぞ。死ぬまで飲め!」
場を盛り上げるヒョンジュンとサウ。ヒョンギュはスンヒに言います。
「俺は君に何と言った?彼は怪物になるだったか?彼から目を離すな。もし君が彼のあとを見失えば、彼は本当に恐ろしい怪物に変身するぞ。」

帰り道スンヒは、彼らに言います。
「ねぇ、2次会はどこに行きたい?女の子と一緒のところに行きたかったんじゃないの?」
「もう止めときましょう。」とサウ。
「何を言ってるの?まだ始まったばかりじゃない。やい、キム・ヒョンジュン、チン・サウ!あなた達は、年下の私があなた達に敬語を使わないからって、気分を害してる?もしそうなら、あなた達もリーダーになればいいわ。あなた達はね、私と一緒に働いていることを名誉だと思わなくちゃだめよ。」

彼らの部屋で飲み始めた三人。スンヒは言います。
「これからは、仕事以外では、私に敬語を使わないでね、いい?」
「後悔しないか?」とヒョンジュン。
「後悔なんてしないわよ。」
「よし、チェ・スンヒ!わぉ、恐ろしいが、これはいいぞ!」と笑うヒョンジュン。
「こら、チン・サウ。どうして返事をしない?」とスンヒはサウに。
「いや、俺は後で・・・。」
「何だって、こら、私がそうしろと言ったら、そうしなさい。ほら!」
小さな声で「チェ・スンヒ。」とつぶやいたサウは、
「あの、どうもできそうにありません。俺は外してください。」

「お酒がなくなったわ。」と言うスンヒに、「お前が買って来い!」とヒョンジュン。
スンヒは、そう言って笑う彼を睨み付けます。
空気が凍りつき「申し訳ありません。」と謝るサウ。
その瞬間「冗談よ。ひっかかったでしょう?」とスンヒ。サウは、
「本気かと思いましたよ。いやぁ驚いたなぁ。」

三人はそのまま雑魚寝を。
先に目覚めたサウは、ヒョンジュンに寄り添って寝ているスンヒを見つめます。(切ない・・・^^)

大統領候補の命を救ったヒョンジュンとサウは、青瓦台に招待されます。
部屋で待たされる二人。ヒョンジュンは、壁にかかった1枚の水墨画に目を留めます。
その瞬間、子供の頃の記憶が蘇るヒョンジュン。
「ヒョンジュン、それに触っちゃだめよ。」と母。
大統領は彼にこう訊ねます。
「名前は何だい?大きくなったら何になりたいんだ?」
「キム・ヒョンジュン。地球を守るスーパーマン!」

サウは「どうした?」と。「俺はここに来たことがあると思う。」とヒョンジュン。

ヒョンジュンの両親を紹介する声。
「この二人は原子物理学者で、MITを卒業しています。彼らは原子工学の開発のための最新の秘密兵器です。」
そして両親の死んだときのことを思い出すヒョンジュン。

第3話に続く!

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